月別アーカイブ: 2016年8月

タリンのブリジットフェスティバル2016♪ ~聖ブリジット修道院遺跡、ピリタ~

ブリジットフェスティバル 2016 ~聖ブリジット修道院遺跡、ピリタ~

みなさん、こんにちは!ヴァッセルがお届けします今回のタリン情報はブリジットフェスティバルです!その前に最近のタリンのお天気について少しお話したいと思います。っと言うのも、先日夜中の気温が初めて一桁代となり、もちろん朝も寒く出勤時にはダウンを来ている人たちを見かけた次第です。まだ8月ですよ。でもこちらでは’’もう’’8月なんですね。。。思い返せばこの夏、あっつぅ~!っという日があったかな?!袖なしのトップスやサマードレスを奥にしまい込みながら「ごめんね、出番が少なくて、、、」とポツリ。そんなセンチな気分に浸っているとお客様から「いーねー!涼しい夏で!」と威勢の良いお言葉。そうです、そんな魅力があったじゃありませんか。ここはまさに避暑地なんですよね。厳しい日本の夏でお疲れの方、エネルギーチャージにここは最適ですよ~

さて、本題のブリジットフェスティバル。今年は8月13日~8月21日の間で計6上演でした。2005年より毎年この時期に開催される中世の修道院と最新の現代ミュージカルの融合したなんとも魅惑的で幻想的でもあるショー。ノルディックやバルティックの国々の中でも重要な‘’ミュージック・シアターフェスティバル’’なんだそうです。会場までは新市街から車でしたら15分程度、海に浮かぶタリン旧市街の絶景を車窓より眺めるのも良し、シーサイドプロムナードを海風に吹かれながら歩いて移動されるのもお薦めいたします!
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ピリタという場所は1980年のモスクワオリンピックの海上競技の開催地だったことでも知られていますが、現在はヨットハーバー、スポーツセンター、ビーチ、ホテルなどがあり、タリンっ子も大好きなスポットです。
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そのすぐ近くを流れるピリタ川の畔に怪しげな三角のファサードが茂みからにょきっと顔をだしているんですね。地元のランドマークにもなっているこれが聖ブリジット修道院遺跡なんです。20160812_114835 20160812_114619

なんと1,407年創業のこの修道院、16世紀後半にはリボニア戦争で破壊されたとはいえ1,360mの敷地に高さ35メートルのファサードといくつかの壁、地下室、階段、門が今なお残り観光名所となっているんですね。そして毎年会場となっているわけですが、この歴史建造物にお客様を雨風、強い日差しからお守りする屋根や壁を特設するということはさぞ神経を使うことでしょうね。中にはいくつかのカフェ、レストランも用意されご希望でしたらディナーとご一緒にお楽しみいただくこともできるんです。本格的ですよね~
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上演作品リストは、
♪「EUGENE ONEGIN」ベラルーシ国立オペラ・バレエ
♪「ROMEO AND JULIET」エカテリンブルグ・ステートアカデミックオペラ・バレエシアター(ロシア)
♪「REQUIEM…and life before」ミュージックドラマ特別公演(エストニア/ベルギー/ドイツ/ラトビア/フランス)
♪「Flamenco-Ballet CARMEN BY BIZET」アントニオ・アンドラデ・フラメンコカンパニー(スペイン)
♪「W.A.Mozart’s comic opera COSI FAN TUTTE/SCHOOL OF LOVERS」ブラックキャットオペラカンパニー(イギリス)/エストニア国立シンフォニーオーケストラ っといった総勢9ヶ国参加のフェスティバル。どれもその国ならでは、その組み合わせならではの色合いが所々にでてきそうなそんな興味をもちました。そしてこのリスト中に二人の日本人女性のお名前を発見!!ドイツとイギリスでそれぞれ頑張っておられるんですね、思わず応援したくなりました。

日本のお盆休みの時期にまるで合わせてくれたかのようなこのフェスティバル。歴史、芸術関係に興味がおありでしたら是非、避暑地のエストニアへ身も心もフルチャージにお越しくださーい!

世界一長い美術館 !? ストックホルムの地下鉄駅を巡る旅

みなさまこんにちは、ストックホルムのモモです。お盆のお休みはいかが過ごされましたか?(え、お仕事でした?奇遇ですね、私もです)
まだまだ日本は夏真っ盛りでしょうか。ストックホルムは連日涼しい風が吹いております。気持ち良いですよ〜。日中は暑く感じることもありますが、そろそろジャケットが必要な季節です。観光には温度調節のできるお召し物でお越しくださいね。

さて、今回はアートに興味のある方ご注目。無くてもいいのよ、読んでいってくださいな。ちょっと変わった「美術館」をご紹介します。いえ、本当は美術館ではないのですが…。なにかと言いますと、それはストックホルムの地下鉄!ガイドブックのストックホルムのページをよーく読み込んでいらっしゃる方はもうお分かりでしょう。ストックホルムの地下鉄は、 合わせて100駅ほどあり、そのほとんどの駅の構内に、それぞれ全く違った装飾が施されていて、駅に着くたびに雰囲気がガラリと変わります。そのためストックホルムの地下鉄は世界一長い「美術館」と言われているのです!ストックホルム地下鉄の看板。このTの文字のあるところに地下鉄の入り口あり!

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地下鉄は グリーンライン・レッドライン・ブルーラインの3本。長さは合計110キロほどに渡り、装飾には150人以上のアーティストが携わっています。地下鉄のチケットさえあれば、年中無休、朝から晩まで、天気の悪い日や寒い日でも、さらには冬の薄暗い日でも問題なし⭐︎な美術館なのです!100駅ある中でも一見の価値ありの駅が、ティーセントラーレン(中央駅、T-centralen)、クングストレードゴーデン(Kungsträdgården)、ロードヒューセット(Rådhuset)の3駅。すべてブルーライン上に並んでいます。まずはクングストレードゴーデン駅。ブルーラインの始発駅です。駅がある地区にあった宮殿からインスピレーションを得ているそうで、宮殿らしい荘厳な雰囲気と、現代的な色使いが入り乱れ、不思議の世界に迷い込んだかのよう。実際に宮殿に置かれていた彫刻も紛れているそうです。
まずはクングストレードゴーデン駅。ブルーラインの始発駅です。駅がある地区にあった宮殿からインスピレーションを得ているそうで、宮殿らしい荘厳な雰囲気と、現代的な色使いが入り乱れ、不思議の世界に迷い込んだかのよう。実際に宮殿に置かれていた彫刻も紛れているそうです。
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クングストレードゴーデン駅

お次はティーセントラーレン駅。すべての地下鉄ラインやコミュータートレイン、そしてスウェーデン鉄道中央駅が交差する駅でもある、ストックホルムで一番重要な駅。レッドライン、グリーンラインのホームも素敵ですが、なんといってもこのブルーラインの青が印象的です 。削られた岩盤の凹凸をそのまま利用し、一面に広がる青と白。まるで海底を歩いているかのよう。ブルーラインへと向かう通路には、ストックホルムの地下鉄建設の歴史を写真で振り返る展示もあって、勉強になります。
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ティーセントラーレン駅(中央駅)

そして最後に、ロードヒューセット駅。ティーセントラーレン駅のすぐ次の駅です。こちらはさきほどの穏やかな青とは打って変わって燃えるような赤!なにか闘志が湧いてくるような、力強い気持ちにさせられます。駅が位置するクングスホルメンの歴史を自虐的に振り返ったと言われているアートがそこかしこに散りばめられています。
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ロードヒューセット駅
ストックホルムの地下鉄の切符で一番一般的なのは、Aゾーンというゾーンの中の、地下鉄・バス・トラム・コミュータートレインに、75分間乗り放題のチケット。駅の自動券売機や、キヨスクなどで買うと、36SEK(約540円)です。公共交通機関料金も少しお高めなストックホルムですが、75分以内だったら、途中下車も、し放題!さらに芸術鑑賞までできるなんて、むしろお得では⁉︎ 始発駅から終着駅まで、駅ごとの特徴を車窓から楽しむのもいいですし、一つ一つの駅に降りてみて、じっくりと味わうのもまた良し。ぜひ、お気に入りの駅を見つけてみてください。

芝生でのんびり~、がコペンハーゲンの夏にぴったり。憩いの時間

こんにちは、コペンハーゲンからノリエルです。

毎日不安定なお天気が続くデンマーク。太陽さんさんだと喜んでいたら一転、黒い雲がさーっと空を覆い、

いきなり土砂降り、ザーザーの雨、そして時には雷も。

まだ7月に入ったばかりなので気持ちとしては夏なのですが、毎日の装いは薄手ダウンや長袖シャツが手放せません。

 

デンマークはすでに子供達は夏休みが始まっていて、それーっとばかりに太陽求めスペインへ、ギリシャへと長期のホリデーに出かけた人も多い時期ではありますが、居残り組ももちろんいまして、お日様がでたらそれーっと家から飛び出し日光浴しに向かいます。

 

日光浴と言ってもいビーチで寝そべるばかりが日光浴じゃなく、自宅の庭やベランダでという人もいますし、公園のベンチや芝生の家でという人もいて、みんなさまざま。

 

コペンハーゲン市内にはたくさんの公園がありますが、個人的に四季それぞれどの風景も大好きなのが、Rosenborg (ローゼンボー宮殿)の建つお庭、Kongens Have (王様の庭)です。
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ローゼンボー宮殿は17世紀にデンマーク王室の夏の離宮として建てられたもので、お城そのものの姿にもお伽の国を感じますが、周りを囲む広大な庭があってさらにその魅力が増しています。
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コペン市民の憩いの場の公園では、お天気が良いと1人でのんびりしてる人や、食べ物飲み物を持ち寄り芝生に座って家族や友人達とピクニックの人もいますし、ベンチに腰掛け日がな一日お喋りに熱中する人もいたり、みんな楽しそうに夏の日を過ごしています。
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そして小さなお子ちゃまも公園大好き。

園内の一角に子供達が遊べるエリアも設けられています。

その側にはどこかで見たことのある銅像が…と思ったら、童話作家アンデルセンの像でした。
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同じ像がコペンハーゲン市庁舎のすぐ近くにもあって、どちらかと言えばそちらの方が知られていますが、その分いつも人だかり。

写真に収めるのであれば、こちらの方がお薦めです。

デンマーク王室の宝物が展示されていることで有名なローゼンボー宮殿へは、連日たくさんの観光客が訪れていて、みなさんカメラ片手に忙しそうに動き回っていますが、芝生でのーんびりリラックスしている地元民を目にすると、ちょっと座って休憩しようかな、という気持ちになるのでは?

小休憩にはやっぱり何か飲み物が欲しくなりますよね~。
もし手元に何もなくても大丈夫、公園内には何か所かカフェがあり、そこでケーキタイムにしてもよし、テイクアウェイにして好きなところに座っていただくのもよし。


少しの間、ローカルに混じって過ごしてみるのも楽しいですよ。
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園内では春から夏にかけ、庭師の手によって大事にお手入れされてる花が順番に咲きほこります。
春にはクロッカスがまるで絨毯のように、夏になるとラベンダーの紫や各色のバラが、
そして秋には並木道が黄色く染まり、どの季節に訪れてもホント素敵。

コペンハーゲンにいらした際は、お城の中まで見る時間がなくても、ぜひぜひこのお庭は歩いてみてください。

タリン海の日祭に行ってきました!

日本のみなさん、またまたタリンからこんにちは!ヴァッセルです。

ここのところタリンはやや涼しく春?!晩秋?!(日本で例えるとゴールデンウィーク頃の清々しい初夏というとこかなぁ)を感じさせる気候ですが日差しはばっちりギラギラしており、日焼け止めにサングラス、帽子はかかせません。現在日の出時刻4時半、日の入り時刻10時20分とまだまだなが~い1日を過ごせ、観光にはなんて最適なんだろう!っとわたしまでがウキウキ気分。そんな中、7月15~17日に行われた「タリン海の日祭」に観光客丸出しで遊びにいってきました。毎年この時期に開催されるこの大きなお祭りはエストニア語で「タリン・メレ・パエヴァッド」、今年で8回目を向かえいっそう大きなイベントとなり、1万2000人の人出で大賑わいをみせ大成功に終わりました。

私自身、タリンが旧市街以外にも注目を集めるスポットが海にあったとは深く認識していなかったことに若干恥ずかしさを感じましたが、、、かつてのハンザ同盟の貿易港、いえいえバイキング時代を感じさせる本当に見応えのあるイベントを楽しんできました。
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主な会場はタリン湾をぐるりと囲む7キロメートルにわたる海岸沿いに4箇所。クレーンに釣り上げられながら食事をする「ディナー・イン・ザ・スカイ」が目印となる旧市街すぐ横のワナサダム会場とそこから500メートルほど離れたところに展望バルーン「バルーン・タリン」が目印となるクルーズ会場。木造家屋が立ち並ぶどこかボヘミアンチックなカラマヤ地区にエストニア最大規模の水上飛行博物館があるレンヌサダム会場、そして1980 年のモスクワオリンピック時に海上競技が行なわれたピリタサダム会場の4つ。
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催し物は海上パレード、ヨットレース、海上救援隊によるレスキュー実演、海上タクシー、スピードボート、コンサートに映画、マーケット、数々の食べ物屋台、そして外国から来た帆船などなど、数えきれないほど見る物、乗る物、体験する物があり、3日間まるまる遊べる内容だなぁと感心。我々が体験したのはTallink(タリンク)海上タクシー。とは言っても二本のマストを持つ立派な帆船で定員35名。ワナサダム会場からレンヌサダム(水上飛行場)までの通常約15分間のクルーズがなんと大型客船の出港と重なり30分以上海の上に。皆さん、タリン港からはたくさんの大型客船が出ているのをご存知でしたか?お越しの際にはフィンランド、スウェーデン、ロシアへの船の旅もお薦めですよ!そしてタクシーのチケットは4ユーロ。こんなに美しいタリン旧市街の展望を優雅に海から楽しめるなんて、私たちラッキー!とプチクルーズを味わい良い気分に浸っていたのも束の間、いざ走り出すと寒さで夢の中から現実に引き戻されてしまいました。ここエストニアは風があると体感温度がグッと下がり、太陽が出るとグッグッと上がるので脱いだり着たりちょっと忙しいんです。そしてレンヌサダマの港に着くやいなやすぐ隣にはコスチュームを身に付けたバイキング達が乗った船が出港。なんとドカーンと大砲を一発、また一発と打ってくるではありませんか。予期せぬ戦いになんと驚いたことか。 後で知ったのですが、タリンレースの始まりのパフォーマンスだったそうです。それにしても粋な演出でした。

私はさほど船好きではないはずなんですが、ワナサダマに何艘か停泊している帆船の美しさに惹かれ中を覗かせてさせてもらうことに。船内はすでに子供連れの家族やカップル、人々でごったがえしていましたが14人乗りのこの船にはキッチン、ダイニング、寝室と想像を越える広さがあり、遥々スウェーデンから4日間かけてこのお祭り参加に来たそうです。その他、フィンランドやラトビアからの船も来ていましたが、特に爽やかなスウェーデンのお兄さんクルーに話を聞かせてもらいすっかりファンになってしまいました。(えっ?帆船の方です!)ロマンがありますよね。。。
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そしてこの祭りでもうひとつ認識したことは、食のクオリティー。バーベキュー料理の出店も多い中、ハンガリーやラトビア、ロシア名物の惣菜パンなどの出店の他にスモークフィッシュや豊富なワインリストを持つ店、新鮮なシーフードを提供するレストランもあって日本人にとってなんと嬉しいことか。早速、特設レストランで生牡蠣をオーダー!頂いちゃいました!ドライアイスの煙で飾られた上品な牡蠣たち。種類の異なる牡蠣、結構なお味でございまする!revised_20160715_214235

そうです、ここタリンのレストランはヨーロッパの中でもグングン腕を上げ、今ではかなりランクも上がってきてるんですね。これも覚えておいて損はないと思いますよ。是非、ご旅行の際には食べ歩きもお楽しみください! それではまた♪

 

 

 

タリンク・シリヤラインでタリンに行こう!タリンクのことならこちら!

 

 

 

ヘルシンキの新名所Löyly でサウナ体験とお食事を。

ヘルシンキの元工業地域のヘルネサーリ。ここに、今年5月に新名所がオープンしました。Löyly(ロウリュ)公共サウナとレストランの複合施設です。フィンランドといえばサウナ発祥の国、フィンランド人はやっぱりサウナが大好きです。オープン以来地元の方の人気スポットとなったLöylyですが、ツーリストでも気軽に楽しむことが出来ますので、サウナ発祥の国でのサウナ体験はいかがでしょう。
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市内からのアクセスにはトラムとバスを利用するのが便利です。(中央駅からはトラム3番で
Eiran sairaalaへ、そこから歩いて10分もしくはバスでお越しください。)
施設内には統的なスモークサウナとストーブ式のサウナがあり、サウナで温まった後は、直接海にザブン!と入る事もできます(体調とご相談くださいね!)また、サウナは男女共用ですので、絶対水着着用です!!スーツケースに水着を入れる事をお忘れなく。
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このサウナの営業時間は毎日13時から22時まで(火曜日のみ16時からオープン)。利用料金は、2時間19€、タオル、シャンプーとシャワージェルが利用できます。(2時間で足りない!という方には10ユーロで1時間延長が可能です)また、水曜日と土曜日は朝7.30~9.30まで、朝サウナの営業も行っています。人気のサウナ施設ですので、HPから事前の予約と支払いをお勧めします。※オープン時間や料金等は変更に成る可能性もありますので、HPをご確認ください。
サウナの後はLöylyのもう一つの顔、レストラン(バー)はお食事やカフェ使いとしてお友達とおしゃべりしたりするのにも最適。ヘルシンキにお越しの際はおしゃれな空間でのサウナ体験とお食事を楽しんでください。
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北欧3都市周遊 3泊4日 (ヘルシンキ発)

お散歩に!都会のオアシス、レンタル庭園めぐり

みなさまこんにちは、ストックホルムのモモです。いよいよ夏本番ですね!ストックホルムでも毎日あっつー!…とまではいきませんが、気持ちの良いお天気の日が続いています。夏至を過ぎたとはいえ、22時近くなってもまだ薄明るく、日の出も朝4時台ですから、1日が本当に長い!しかし、お店や美術館のオープン時間は通常どおり、または夏休みモードで短めというところも多くあります。時差ボケで早朝に目が覚めちゃった!お店は閉まったけどまだまだ何かしたい!長い1日を満喫したい!という時にオススメな、営業時間を気にせず訪れることのできる(そして入場料等がかからない)変わりダネ観光スポットのご紹介です。
そのスポットとは…スウェーデンのレンタル庭園、”Koloniträdgård”(コロニー・トレードゴード)!

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レンタル庭園とは、名前の通りレンタルできる庭園で、広い敷地が柵で細かく区切られている大きな公園のようなもの 。それぞれの区画に、レンタルしている人が草花や野菜を思い思いに育てているのです。いくつもの庭園が続き、区画の間には細い小径が迷路のように走っていて、お散歩コースにぴったり⭐︎お庭の中までは入れませんが、小径を歩くとお庭の様子が間近に見られます。郊外まで出かけて行かなくても、街の中にいながら自然を満喫できる、夏のオススメスポットなのですよ!

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レンタルとはいえ、規模はなかなかのもの。 借り主の趣味や目的に合わせて、お庭が造られています。各庭園に小屋があるのもレンタル庭園の特徴。小屋と言っても、用具などをしまっておくだけのものでなく、簡素な家具や寝室が備え付けられているところもあるので、休憩やお泊まりなどに使われ、卒業パーティーや誕生日パーティーを開くことも。色とりどりの草花の間にチラリと見える小さなおうちがとってもキュート!スウェーデンらしい、白い柱に赤い壁のおうちもここで見ることができますよ!

レンタル庭園の元々の目的は、狭いアパートに住んでいた貧しい労働者階級の人たちの野菜や果物の自給だったようです。レンタル庭園というより、貸し農園ですね。1950年代頃から、趣味の意味合いが強くなり、園芸や家庭菜園などを楽しむために広まったそうです。自然をなによりも愛するスウェーデン人、都会に住んでいても、常に自然と親しみたいと願うもの。ストックホルムの中心地はアパートがほとんどですから、街に住みたい、でもお庭が欲しい!緑がないと生きていけない!という悩みを一気に解決、それがレンタル庭園。現在でもとても人気が高く、借りるまでに何年も待つことが多いそう。

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最近は、もっとシンプルにレンタルボックス菜園というものも広まりつつあります。こちらは土地ではなく、「箱」を借り、その箱の中で自由に野菜やハーブ、果物や草花などを育てることができるもの。自宅のベランダやキッチンなどでは育てられないような大きなものも、気軽に箱をレンタルし、家庭菜園できるのですよ!カッキテキー!
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植えられているものは、庭園によって様々です。草花を中心に観賞用のお花を育てているところや、レッドカラントや西洋スグリなどの果物を植えているところ、ガッツリ家庭菜園しているところや、すべてまぜこぜになったお庭も。どの庭園も、それぞれの思い入れが感じられ、 秘密の花園に迷い込んだかのよう! お庭で日向ぼっこをしながらくつろぐスウェーデン人の休暇を垣間見ちゃったり、草木の爽やかな匂いに包まれ、癒されたり。スウェーデン独特の草花や果物にもたくさん出会えるレンタル庭園に、貴方も訪れてみませんか?

【オススメの庭園】
Eriksdalslundens koloniområde (エリクスダールスルンデンス コロニーオムローデ)
場所:Clarion Hotel Stockholm裏
最寄駅:地下鉄グリーンライン Skanstull(スカンストゥル駅)

バスに乗ってタイムトリップ、オールドタウン-ドラオア(Dragør)へ !

今年の夏は、寒くなったり暑くなったり、天候の変化が激しすぎです。
薄手のダウンジャケットを着てたかと思えば、翌日は気温がぐんぐん上がって素足にサンダル、半袖1枚で夏を満喫したり。
観光で数日訪れる人達は、どのタイミングでコペンハーゲンに滞在するかで随分と違った感想を持つことでしょう。

さて今回は、コペンハーゲンからバスに乗ってワンデートリップ、ラブリーな昔の街並みが残るドラオア(Dragør)をご紹介します。

Dragørはコペンハーゲン空港のあるAmager島の先端に位置します。地図で見るとコペンハーゲン市とDragørが空港をサンドウィッチした感じです。コペンの中心から空港までは電車や地下鉄が利用できるのですが、その先のDragørへは公共の交通機関の場合バスしかありません。そのためか意外に知られていないのがとても残念なのですが、実はコペンの中心からバス一本で行けるところなんですよ。

Dragørへ行くには、電車や地下鉄の駅のあるNørreportから350Sというバスに乗り、40分ほど揺られますと終点のDragørStationspladsというところに到着します。市内からDragørまでのバス料金は大人片道36クローネになります。(2016年8月現在)
バスを降りたらトコトコ数分歩きますと、すぐに背の低い黄色い壁の家が並ぶDragørのオールドタウンに入っていきます。
Old town yellow house

オールドタウンにはまるで映画のセットのような可愛らしい家々が並んでいますが、もちろんセットではなく普通の住宅地ですので、住民に必要なスーパーやパン屋や美容院などなんでもあります。

でもやはり観光地でもありますので、街の大きさの割にカフェ、レストランなど充実してますし、昔のDragørを紹介するミュージアムもあって退屈することはありません。

オールドタウンを抜けますと、たくさんのヨットが係留されているハーバーに出ます。そこは漁港でもありますので漁船もぷかぷか浮かんでいて、もし釣りたての魚を満載した船が戻ったところに行き当たるとラッキー!、その船から直接魚が買えるのですよ。新鮮で安い、いいことづくめです。
Fish boat and harbor

Dragørで外せないのがDragør Røgert。魚の燻製屋さんです。サーモンやニシン、サバなどの燻製は炊き立てのご飯のおかずにぴったりですし、お酒のおつまみには小海老やタラコの燻製などもあいそうです。好きなものを買って自宅で食べるのもよし、旅行中ならホテルのお部屋でちょっとおつまみに!もしくはお店の外にそこでも食べられるようにテーブルが置かれていますから、さっそく味見も楽しそうです。
Smoked fish shop Smoked fish

ハーバーを後にしてさらにどんどん水際まで歩いていくと、目の前はØresund海峡。デンマークとスウェーデンを結ぶØresundsbron(Øresund橋)の全景をすぐそこに見ることができます。さらにお天気が良いと対岸のスウェーデン側がくっきりと見え、その近さにびっくりです。
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夏のDragørには海水浴に来る地元も人達も多いようで、小さいながらもホテルがあります。
beach hotel
そのホテルの近くにお花屋兼カフェの素敵なお店があるのですが、人気があるゆえ週末はなかなかテーブルが空きませんが、平日なら大丈夫。いつも3~4種類のケーキがあってどれも美味。クスクスなどの簡単な食事もできますから、お昼にちょっと小腹が空いた時にぴったりのお店です。
cafe

コペンからほんのちょっと離れただけで、市内では見られない素敵な体験ができますので、ぜひ時間を作ってオールドタウンDragørに足を延ばしてみてください。