月別アーカイブ: 2017年6月

白夜の森ヌークシオハイキングツアー

こんにちは!ヘルシンキは白夜祭が終わって本格的な夏休みの時期が始まりました。

小さなカフェ、お店やレストランは夏休みをとり始めます。
フィンランドでは長い方は3週間ほど夏休みを取ってコテージ滞在や海外旅行を楽しみます、羨ましいですね♪

こちらに日本の方から頂く質問が夏至に関してのお話です。

北極圏では太陽が沈まない時期ですが、ヘルシンキは南に位置しますので日は沈みます。
ただし日没時間は23時ごろ(日の出は朝4時ごろ)ですのでお天気が良い日は夜中12時ごろまで明るく、朝2時ごろからはすでにうっすらと明るくなってきます。

そんな日本では体験できない白夜体験が出来るお勧めのツアーが、白夜の森ヌークシオハイキングツアーです!

夜19時(8月は18時)に市内を専用の車、日本語係員の方と出発し、ヌークシオの森をハイキングします。

ハイキング中にはガイドさんからフィンランドの森のお話、生息している植物や動物のお話も伺います。その後はフィンランドの大きなソーセージ(マッカラ)とシナモンロールで休憩をとります。

運が良ければ野生の鹿が見れたり、時期が良ければブルーベリー摘みやきのこ狩りも楽しめるよ♪(byガイドのペッカさん)

夜まで明るい森をハイキングするという非日常体験でマイナスイオンをたっぷり浴びてリラックスできます♪
ご予約は北欧トラベルのWEBサイトからオプショナルツアーを選んでください。皆様のお越しをお待ちしています!

ツアーのリンクはこちらです↓
http://www.tumlare.co.jp/items/view/9175

思い出の一品を探しにStillebenへ行ってみよう!

みなさん、こんにちは!
コペンハーゲンのノリエルです。

今回のテーマは雑貨。
北欧旅行の目的で、おしゃれな北欧雑貨が欲しい、というお客様は多いです。

デンマーク発の雑貨屋でいま日本で最も有名なのはflying tiger Copenhagenじゃないでしょうか。
大阪に第一号店が開店して、現在は全国各地に続々と新しいショップができています。

flying tiger Copenhagenと同じくデンマーク生まれの雑貨屋で、昨年の秋東京に進出したのがSøstrene Grene。こちらもお財布にやさしい低価格でおしゃれな北欧雑貨が手に入るということで観光客に人気です。

そして地元民が日常使いを探しに行くのがNotre Dames。
日々の生活を頭に浮かべつつ、これあったら便利かなー、なんて考えながらお買い物できます。

買わなくても見てるだけで楽しい雑貨屋巡り。
ストレス発散にもってこい!ということで、定期的にショップチェックへ出かけておりますが、今一番面白いと思うのが(あくまで独断です)コペン市内で店舗展開するStillebenです。

The Royal Danish Academy for Fine Arts in Copenhagenを卒業した Ditte Reckweg 、Jelena Schou Nordentoftの2人のデザイナーが2002年、歩行者天国StrøgetからすぐのNiels Hemmingsens GadeにStillebenをオープンしました。
近くにはRoyal Copenhagen、 Illums Bolighus、Georg Jensenなどの大御所店舗が軒を連ね、いつも大勢のお買い物客で賑わってるエリアです。

ショップには、陶磁器、ジュエリー、布物、家具、インテリア小物などなど、どれもこれも欲しくなるものばかりが並んでいます。

その中でもひと際興味をそそられたのは、これ。

日本でもお馴染みの三猿、見ざる、聞かざる、言わざるをアレンジしたプリントもの。
これはデンマーク人アーティストMonika Petersenのリノリウム版画です。

そしてもう一つ目を引いたのはStudio ArhojのTokyo series。

デンマークの街中で、でかでかと書かれた「東京」の文字を見かければ、日本人ならまず気になるところ。
さらにショップの窓にはカタカナで「スタジオアーホイ」とも書かれていますし、見過ごすことはできません!

Studio Arhojはデンマーク人のAnders Arhoj氏が率いるインテリア&デザインスタジオです。
なんとビックリなのは、Arhoj氏が活動を始めたのは2006年の東京。
現在はコペンハーゲンに拠点を置いています。

Tokyo seriesのコンセプトは、シンプルな北欧のデザインと東京のポップカルチャーの活気をミックスしたものだそうで、ショップの棚にはスッキリしたシェイプに弾けるような色使いの器の数々が並びます。

割れ物なので日本へ持って帰る時にはしっかりと梱包する必要はありますが、お値段も200クローネくらいからあり(2017年4月現在)、お土産に良いのでは?

Stillebenの店内には他にもインテリアコーディネートのヒントになるものがいっぱい。
頭の中に自宅のリビングを思い浮かべながら、これをあそこに置いて、あれはあーして、などなど想像するのも雑貨屋巡りの楽しみの一つだと思います。

今年Stillebenはコペン市内に2つ目のショップをオープンしました。

今度のお店は地下鉄と電車の駅Nørreport Stationからすぐのところにありアクセス抜群。
ショップの目の前にある屋内マーケットTorvehallerneでお腹を見たし、Stillebenで雑貨探し、いかがです?

【 Stilleben 】
住所 Niels Hemmingsensgade 3, 1153 Copenhagen
電話 +45 33911131

住所 Frederiksborggade 22, 1360 Copenhagen
電話 +45 27113191

月曜日‐金曜日 10:00-18:00
土曜日 10:00-17:00
日曜日 休み
https://stilleben.dk/

屋内マーケットTorvehallerneにも立ち寄る「ユキ・パリスさんと巡る手仕事とアートの旅7日間」もおすすめです!

祝65周年!ようこそ!人形達のショーと館、歴史ある佇まいの「ヌク人形芸術博物館」へ

みなさ〜ん、こんにちは!

日本は梅雨入りしたようですが、ヨーロッパはこれからが素敵な季節。ぜひタリンにも遊びに来てください。

さて、タリン旧市街を散策すると皆さん気づかれるのがハンドメイドの商品の多さ。あちこちのお店のショーウィンドウには手作り感いっぱいのものがディスプレイされてます。そして人形の多さにもきっと驚かれることでしょう。しかも殆どがリアルだったり、ユニークだったりただの美しい人形ではないところが味のあるところです。今回はそんな愛嬌たっぷりの人形達を取り上げてみようと思います。

タリン旧市街にある旧市庁舎広場から徒歩2分ほど、ライ通りとヌンネ通りの交わる一角に「NUKU 劇場」があります。

この建物、かなりの存在感があるのですがそれもそのはず、1904 年から貴族達のクラブとして建てられた立派なネオ・バロックとアールヌーボー様式の建築物。その後1920年にはエストニア初の保険会社が営まれ、内部には事務所はもちろんのこと、興味深いことにコンサートホールやレストラン,etcまでもを所有していました。

そして1952年、フェルディナント・ヴェイケにより建物の一部にシティーシアターが設立され、1991年には全館オープン、2006年には青年劇場が加わり現在の姿となりました。

昨年一部の改修工事が済み、新旧が気持よく混ざり合った劇場へと生まれ変わったわけですが、この「ヌク」ただのホールではないのです。

博物館も併設されていて世界各国のさまざまな人形を年代別に展示、数えきれないほどの子供向けワークショップも開催され、アトリエでは劇場に登場する人形の制作風景を見学できるところなのです。館内は古い作りの建物を一部利用し迷路のようになっていてところどころに展示の小部屋があり、子供はもちろん大人までもがワクワクしてきます。ガラスで出来た橋を渡ったり、茶目っ気ありありのお化けの人形がいる ” 恐怖の小部屋 ” 、ガラスケースに展示されたパペットの数々。等身大のものから小さなものまで、年代物からつい最近までショーに登場していたものまであります。きっとエストニアの人々には幼少時代を思い出させるようなたまらなく懐かしいものなのでしょうね。。。外国人の私にとっては、ぎょっ!とする珍しいものもありましたが、、、

そして劇場の方ですが、3つの大きさの異なるホールにて多彩な演目が月替りで上演されています。子供向け( 年齢により6つに分かれています!)で短いものですと40分程度のショーから、大人向けショーもあり、気軽に通える娯楽スポットになっています。ここではチケットの事前購入をおすすめします。歴史ある建物内部のステンドグラスや鏡、美しい木製パネルで装飾されたメイン階段は既存する最高のエレメントですので是非チェックお忘れなく。

実は先日、ショーを観てきました!ハンド・パペット(手遣い人形)と傀儡師”くぐつし”(マリオネットを操る劇団員)自身も衣装を身にまとい演じる、子供向けストーリーの「色」。ぐずっていた小さな子どもでもすぅっと引き込んでしまう不思議な力と、柔らかな空気に包まれたようなゆったりとした時間を楽しんできました。
ご家族連れでなくとも、観光で歩き疲れてしまったり、お茶でもしたいっと思ったらふらっと立ち寄られてみてはいかがでしょうか。館内には気軽な雰囲気のカフェやお土産売り場も設けられています。家族チケットやリタイア(退職されてる方)チケットもあって、ますます一休みしてみたい場所ではないでしょうか。ヌンネ通りからは、ウィンドウ・ディスプレイ内で繰り広げられる、機械仕掛けのかわいい人形が見えることも覚えておいてくださいね。

マリオネットが、人形が面白そうなのは分かったけど、子供の趣味みたいでねぇ・・・という方もいらっしゃることでしょう。ですが人形は子供から大人、元気な方からそうでない凹んでる方達の優れたコミュニケーション・セラピーグッズとも言えるんですね。現代が抱える精神的なトラブルや障害に対して、人形を媒体にして元気になれたり自分の内面を見つめる、そんな役割も大きいと私は思います。日本のある書物の中に1690年に描かれた挿絵に手遣い人形らしき物があるとのことです。その昔、日本の先人たちは既にその効果を知っていたのかもしれませんね。人形劇王国と呼ばれるチェコでさえ普及したのは1900年前半ですから日本が人形劇先進国かもしれません。

日が伸び、ますます遊べる時間が長くなったタリンからヴァッセルがお届けしました。気長に、気長に皆様のお越しをお待ちしておりまーす!

愛すべきケッタイな国・ノルウェー オスロ便り③ 国立美術館のカフェ「フランスの間」

そういえばオスロ、5月初旬に雪が降りましてですね。さすがのオスロでも5月に雪は反則ですよ!!4月下旬にTシャツ1枚でオッケーなくらい暑い日が続いたもんですから、ごっそり衣替えをしちゃったとこだったんですね。そのノリで外に出たら、予想外の冷気の中を白いものがひらひら ……。異世界への扉を開けてしまったかのような感覚に襲われてめまいがしてしまいました。何年住んでもノルウェーの気まぐれっぷりはあなどれません。ツンデレの彼氏に振り回されてるってこんな気分なのかな、なんて思ったりしてるしぐりです。
さて、今回は子育てネタから離れて、ぜひ今のうちに行っておいて欲しいオススメのカフェのご紹介です。

こちらは国立美術館。2階にはノルウェーが誇る画家、エドヴァルド・ムンクの作品を集めた「ムンクの間」もありまして、オスロを訪れる旅行者がマストで立ち寄る場所でもあります。
この美術館、趣があってとても居心地のいい空間なのですが、ノルウェーが貧しかった時代の19世紀に建てられたものなので、国立美術館のわりにはこじんまりとしています。1882年にオープンしたのですが、10年後にはすでに小さすぎると議論されていたほどでした。
過去に何度も増築や移築の案が出ては資金面などの問題で計画が立ち消えになっていましたが、ようやく今、港のそばに新国立美術館の建設が進められており、2020年にオープン予定となっています。
つまり、この歴史ある美術館でムンクをはじめとする美術作品を楽しめるのも、新しい美術館が完成してお引越しするまでの期間限定なのですね。
そこで是非、機会があったら立ち寄っていただきたいのが「フランスの間」と名付けられたミュージアムカフェ。

入り口を入ると右手にミュージアムショップがあるのですが、その奥に見えるのが「フランスの間」。

今回はこのカフェの経営を行っているキュートな母娘、ギセラさんとイサベラさんにお話を伺ってきました。お母さんのギセラさんは経理とイベントの担当。2012年にイサベラさんが先代の経営者一家と美術館から「フランスの間」の経営の引き継ぎを打診され、2つ返事で引き受けたそうです。
「このカフェだったからこそ引き受けたの。オリジナリティがあって特別だったから。食事と芸術の融合という面でとても興味深いと思って。」とイサベラさん。

「フランスの間」という名前の由来は、フランス政府から贈られた17、18世紀の美術品が展示されていることによるもの。壁のレリーフや窓際のマリー・アントワネットをはじめとする胸像は、ルーブル美術館の工房で作られた正規のレプリカ。1923年にそれらの芸術品とマッチするようにデザインされた空間は、もともと彫刻などの展示室だっただけあって、床の木目模様といい大理石を模した化粧漆喰といい、一見の価値があります。

この部屋の設計を手掛けた建築家アーンシュタイン・アルネベルグ(Arnstein Arneberg)はオスロ市庁舎などの設計も手掛けた有名人です。

部屋の中央に2002年から置かれているモダンなキューブ状のカウンターは、現在活躍中のノルウェー人建築家クリスティン・ヤールムン(Kristin Jarmund)のデザイン。「このカフェのように、モダンと古典の調和した空間というのはオスロにあまりないわよね。」とギセラさん。格調高い雰囲気を楽しみながら、北欧風のシンプルな食事を楽しむことが出来ます。

スカンジナビア産のビールとフランス産のサイダーの数々。

イサベラさんのおすすめはランチのサラダ。燻製サーモンのノルウェー風サラダと、温かいシェーブルチーズを使ったフランス風サラダがあります。今回はフランスの間ということでチーズをチョイス。ちなみに、シェーブルチーズはヤギ乳のチーズです。

「でも、別に食べ物を頼む必要はありませんよ。コーヒーかお茶でかまいませんから、ここにゆっくり座って、このラグジュアリーな雰囲気を味わってほしいですね。」とギセラさん。
2020年に新国立美術館が完成した後、このカフェがどうなるかはまだ何もわからないとのこと。もしかしたら、こんな贅沢な空間を味わうことができるのも今のうちだけかもしれません。もし国立美術館にいらっしゃる機会がありましたら、絵画鑑賞後の足休めに、グラス1杯のフランスワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。

店舗情報
≪国立美術館 フランスの間≫(Nasjonalgalleriet, Den franske sal)
営業時間:火・水・金11:00 – 17:00、木 11:00-18:00、土日 11:00-17:00
(月曜日は美術館ともども休み。食事は16:00まで)
住所: Universitetsgata 13, 0164 Oslo, NORWAY
電話: (+47) 21 98 22 70
メール: denfranskesal@nasjonalmuseet.no
ランチ98NOK~、コーヒー34NOK~、紅茶・フレーバーティー44NOK~、スコーンNOK 47、ケーキ68NOK、ビール64NOK~、グラスワイン78NOKなど。(価格は2017年5月現在)