タリン、お散歩のいちおしはロマンチックな「カタリーナの小路」!

まるで絵本の中に迷い込んだみたい!タリン旧市街で、一番ロマンチックで中世らしい通り「カタリーナの小路」と職人たちの館「カタリーナ・ギルド」!

カタリーナとはヨーロッパに多い女性の名前で、キャサリンやカトリーヌ、エカテリーナなど、大きく言って同じ名前にあたります。そして由来はギリシャ語の「純粋」に由来するそうです。ですから中世の貴族や聖人・福者に多く登場する名前のひとつなんですね。ここタリン旧市街でもこの名前が付く”清く”、”純粋”な通りが存在します。

ヴェネ通りとセーターの壁で知られるムーギワヘ通りを繋ぐ小さな路地が「カタリーナの小路」です。ここは絶対に撮影ポイント!
20170410_105628-1通りの北側にはかつてドミニコ修道院がありその教会内部にあった貴族たちの大きな墓石が現在この小路に飾られています。修道院は宗教改革の頃に破壊されてしまいましたが、建物の一部が残っていてそれはエストニアで一番古い建物です。
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南側にはカタリーナ・ギルドと呼ばれる職人たちの工房兼、ギャラリーが幾つもあり、この小部屋は15世紀から17世紀にかけて作られたものだそうです。 その他、レストランも今は控えめながら存在しますが、夏にはオープンカフェとなりよりチャーミングな雰囲気を演出します。

今回はこのカタリーナ・ギルドに注目してみたいと思います。
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現在、この組合に所属する店は8件。ガラススタジオ、ケラミックスタジオ、テクスタイルスタジオ、レザーワーク店、パッチワーク店、ジュエリー工房、帽子店が二店舗あります。まぁ、旧市街の中はどこもお土産店がたくさんありますが、ここが他と違っている点は職人たちがいつでも居るということでしょうか。店番をしながら作っている?作りながら店番をしてる?んですね。ということで、伝統的手法で作業をしているところを見学できかつ専門的なことが聞けるのです。

まず初めに、ガラススタジオ。決して大きいとは言えない扉を開け半地下に入ると、意外に大きめの空間が広がり、高熱を発する釜の前でガラス細工を作っている光景が飛び込んできました。
釜の内部は何千度にも達しているため、扇風機がすぐ近くに置かれ職人を冷やしています。同じ作品はふたつとないこのガラス細工。繊細ながらもひとつひとつどこか違った、個性出るところがいいではありませんか。やや厚めのガラス作品で、実際手に取ってみるとどこかホッコリとした感触が伝わってきます。どれも素敵で選ぶのは難しくなっちゃいますので覚悟してください。ここではデザイナーのひとり、ビビアンさんが案内してくれました。

小さな扉の向こうが工房

小さな扉の向こうが工房

美しい細工の作品たち

美しい細工の作品たち

手のひらにしっくりする厚み

手のひらにしっくりする厚み

 

 

 

 

 

 

 

 

次に訪れたのはレザーワーク店。 短い階段を上がったところに店はありますが、左右に帽子店とテクスタイルスタジオが扉ひとつで繋がっています。その奥にも廊下を渡ればさらに帽子店やパッチワーク店があるので、鰻の寝床の様です。店内には残念ながら撮影不可のマークが。(こちらからご覧ください。http://www.katariinagild.eu/nahakoda/)製品のひとつひとつに皮本来の風合いが出ていて、手にしっくりとくる感触です。日常が楽しくなるようなカラフルな製品がずらりと並び、思わず顔がほころびます。デザイナーのピレさんがこんな話をしてくれました。「キャピタリズムが進んだ現代、大きなブランドまでもが、人や環境に優しい製品、本物と呼べる製品を作らなくなってしまった。でもその時代ももうすぐ終わりを告げるでしょう。なぜなら、人々は賢く、吟味する知恵をもったから。化学薬品だらけの製品をどの親が子供にあたえますか?ご自分でも身につけますか?」と。正直、観光客を相手としている店でデザイン性だけが重要だとばかり思い込んでいた自分が恥ずかしくなりました。実際、品質に信用があることから公的機関からのオーダーやリピーターが付き、しっかりと地元に根付いている店なんですね。植物から抽出した天然の渋を利用して皮をなめす製法(ベジタブルタンニング)で何と30以上の工程を経て完成するんだそうです。手間と時間がかかるため値段にも反映してしまいますが、有害物質が一切発生しないというエコロジーな素材から作っている自慢の製品の数々です。

そして繋がっているお隣の帽子店とテクスタイルスタジオ。日常でも使え、大事なイベントにも使える機能性とデザイン性を兼ね揃えた製品が印象に残りました。エストニアの民族衣装にも使われている麻を使った製品や、フェルトとシルクを織り合わせた何とも不思議な素材から作られた洋服の風合いは忘れられません。いつかは私も手に入れたい一品です。

ケラミックスタジオでも若い二人の女性たちが作っている工程を見学してきました。ざらつきのある薄めのお皿やカップはとても新鮮で、デザインや柄の斬新さが面白いところです!お値段もお手頃なのでこちらは少しずつ揃えています!
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もっともっとお知らせしたいところですが、、、お楽しみはタリンに来るまでとっておきましょうかね。必ずあなた好みの一点物がみつかりますよ!

中世タリンの絵本の中に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

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