愛すべきケッタイな国・ノルウェー オスロ便り② ノルウェー初のスイミングプールと赤ちゃん水泳教室

どーもー!イースターホリデーを過ぎたらマイ・ベビーの髪の毛がふさふさしてきて、うっきうきのしぐりです☆ 産まれてこのかたずっとツルッパゲ状態だったのですが、ママ友グループの赤ちゃんたちも似たり寄ったりだったので、ずうっと気にしてなかったんですね。ところが……たまたまここ数か月、日本をはじめノルウェー国外に住む友達の出産が続きまして、発見してしまったのです。……うちの子、産まれたてホヤホヤの新生児に、髪、負けてる……。申し訳程度の頭髪がヒョロヒョロくっついてる程度だわ、口開けりゃあ歯もないわで、まるでおじいちゃんのような風貌だったのですが、連休を利用して日本に10日ほど滞在している間に、黒い毛がみるみるうちに生えてきたではありませんか!やはり髪の毛も発芽するには、植物と同じように湿度や太陽の光が大切なんですかね。この辺の関係、ご存知の方いらしたら教えていただきたいです。

さて、今回は歴史ある室内プール、ビスレット・バッド(Bislet bad)とそこで行われている赤ちゃん水泳教室のご紹介です。

Front

1920年、まだオスロ市がクリスチャニア市という名前だった時代にオープンし、今でこそレトロな雰囲気が魅力の建物ですが、建てられた当時は最も斬新でモダンな施設の一つで、「北欧で一番大きくて美しい屋内プール」と称されていたそうです。

interior

2005年に民間に経営がゆだねられるようになりましたが、それまでの85年間は市によって経営されていました。2011年には文化財保存庁(Riksantikvaren – Direktoratet for kulturminneforvaltning)により、保存すべき建物に指定されています。

その屋内プールで0歳から7歳までの幼児を対象とした水泳教室が行われていると聞いて、早速取材に行ってきました。
Entrance
入り口の素敵なステンドグラスが歴史を感じさせます。

水泳教室を経営しているのは「バーデニンフェネ」(Badenymfene)というスイミングクラブ。バーデ=水浴、ニンフェネ=ニンフたち、ですので、まぁ訳せば「水の妖精たち」といったところでしょうか。素敵な名前がついています。日本ならさしづめ「水泳教室・河童」ってなところでしょうかね。…ちょっと違うか。ビスレット・バッドでだけではなく、オスロ市内や郊外の他のプールでもレッスンを行っています。このスイミングクラブの一番年少さんクラスは、2か月~7か月の赤ちゃんが対象の「ヒトデさんクラス」。泳ぎの技術を習得するといったよりは、パパやママが歌ってくれるのに合わせて体を動かしてもらったり、泳がせてもらったりすることで、水の中にいる楽しさを知るのが目的です。取材に応じてくれたのはインストラクターのカテリーネ先生。

Instructor

2か月の赤ちゃんでも泳げるんですね、という私の質問に、早い子は6週間目から始めていますよ、との答え。私としては免疫力など大丈夫なのか気になってしまうところなのですが、「最年少クラスの大部分は3ヶ月~7ヶ月の赤ちゃんですが、ノルウェーでは6週間というのをスイミングに参加してもいいとされる最年少のボーダーラインとして採用しています」と教えてくれました。カテリーネ先生の知る限り、30~35年くらい前にはすでにベビースイミングがノルウェーで行われていたとのこと。低月齢のうちから始めるのもごく普通のことだそうです。

Instructor2

ひとりひとりに丁寧に指導するカテリーネ先生。

ここで、お父さんとお母さんの参加比率を尋ねると、

一番年少のクラスはほとんどお母さんですね。出産後まずお母さんが産休を取ることが義務付けられていますから。でも、その次の年齢のクラスになるとお父さんが増えますよ。お父さんは、パパ・パーミッション(産休のうち、お父さんが取るように義務付けられている部分)の期間に参加する人が多いですね。例えば、今日の最後のクラスは、ほとんどお父さんです。

と答えてくれました。やはりここでも、お父さんの育児参加率の高さを垣間見ることができます。

最後にベビースイミングのメリットを聞いてみると、親子間のより良いリレーションシップを築くのに役立つ点や、泳ぎや水の中での動きを身につけられる点(ノルウェーでは学校での水泳教育はあまり盛んではないとのこと)、子供のモトリック(Motoric、筋肉による体の動き)の発達が早い可能性がある点を挙げていました。

Lounge
婦人更衣室前のラウンジはお洒落なカフェのように落ち着いた空間。

Baby car
ベビースイミングの時間はベビーカーであふれています。

こういったクラスに参加するのではなく、個人的にプールで泳ぐ場合は、大人初回200クローネ、2回目以降は150クローネ。学生割引やシニア割引、子供割引、子連れ割引もあります。泳いだ後には、同じフロアにあるサウナやジャグジーも追加料金なしで利用でき、体をほぐして帰ることができます。

また、2階部分はジムになっており、プール部分の利用を含む1Dayチケット(大人初回450クローネ、2回目以降400クローネ)を購入することで利用可能です。(金額はいずれも、2017年4月現在。)

文化財指定されているレトロなプールで泳ぐ機会なんて、なかなかありませんよね。王宮などがある中心地からそう遠くない場所に位置していますので、時間に余裕があれば、ひと昔前の映画の主人公になった気分で泳いでみるのも、また一味違った思い出になるかもしれませんね。

【施設詳細】

Bislet bad og trening

住所:Pilestredet 60, 0167 Oslo, Norway

営業時間:月~金06:30–20:00、土10:00–17:00、日11:00–18:00 (休日は祝日とその前後。詳しくはホームページに掲載。)

電話: (+47) 21 04 27 33

http://www.bisletbadogtrening.no/

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