百聞は一見にしかず!タリンの誇り、中世の雰囲気たっぷりな城壁と防衛塔!

とうとう、エストニアも新緑が眩しい季節となりました!日本の皆さん、そろそろ避暑地へ脱出するシーズンになりましたよ!

ここタリンは旧市街ですら緑が多く、建物のすぐ目の前でも大きな木が生えていたりするんです。至るところでわさわさと葉っぱが揺れている様子は、大きな生命力を感じずにはいられません。
そこでこんな質問。ご存知でしたか、葉っぱは自ら輝いていることを?実は日光を反射するだけではなく、オレンジ色の蛍光もはな放っているんですって。「新緑が眩しい/輝く」という言葉は本当だったんですね。

そんな新緑とぴったり合うタリン旧市街の城壁、防衛塔は中世の佇まいそのもので、こちらも輝いております。

現在1.9キロメートルもある城壁はなんとオリジナル。そして防衛塔も含め旧市庁舎やその他多くの歴史建造物はヨーロッパ唯一、最高の状態で保存されている中世からの宝物なんですね。
城壁の建設は1265年に始まりましたが、現在の形は14世紀に出来たものだそうです。その最盛期である16世紀には2.4キロメートルにおよび、高さ14〜16m、壁の厚さは最大3m、46の塔が建てられていました。現在は20の塔と2つの門(沿岸大門とヴィル門)が残っているんですね。

そこで、美しい城壁のよーく見える箇所と見学可能な塔とプラスアルファで、いくつかご案内したいと思います。
まず初めは塔の広場からです。どうしても山の手と下町の観光スポットだけで終わってしまいがちなあなたに、一目見ていただきたいのは5〜6つの塔と連なる城壁の向こうにそびえ立つ聖オラヴ教会。なんとも絵になる風景なんですが、こちらから見える塔は「クルドヤラ(黄金の脚)塔」や「ルーウェンシェード塔」、「エッピング塔」などで、見学も可能です。
他にも広場と反対の城壁の向こう側には、「ヌンナ塔」から城壁を渡って「サウナ塔」、「クルドヤラ塔」まで見学しながら通り抜けることができるというスポットもあって見応えあります。

私のお勧めは「ルーウェンシェード塔」で、ここは一度に二度楽しめるという言葉がぴったりなスポット。あまり知られていませんが、塔の最上階まで見学できるんです。(入場料1ユーロ)
1階部分はアスールケラミックという陶器のお店。ギャラリーも兼ねてるので、想像力に富んだ奇抜な物からそうでないものまで、ずらりと飾られてます。そして2階部分はケラミック工房。講座や陶芸教室も開催されているので生徒さん達の視線を気にせずにお釜や作品創りの工程などを是非のぞいて見てください。3階部分はプライベートホールとアーティストのための会議室。ここまでは鉄製の螺旋階段が有るのですが、この先はすれ違いの出来ない程狭い石の階段になります。
4階部分は高い天井と暖炉のある最も特別な空間。このフロアはパーティー、セミナー、展示会場に適しているほか、小規模のコンサートやその他のパフォーマンスの発表などにも利用できるんだそうです。収容人数最大60名ですからその大きさもご想像つきますね。
5階部分はリラックスと思考のためのスペースで、現在は天井からベットが釣らされ???何をしていいのやら。窓からは絵本のように美しい旧市街とカラマヤ地区が見渡せました。そしてさらにはしごを登ると屋根裏部屋です。重厚な造りだと勝手に想像していたのはハズレ、ところどころの隙間から光が差し込み瓦が丸見えな屋根でした。とんがり屋根中央からは大きな布で出来た風船の様なものがぶら下がっていました。どうやら宇宙空間からのパワーを集め、下の階にあるベッドに横たわる人にそのパワーが床を突き抜けて伝わるとか?はい、思考のためのスペースですから、、、ご自由にどうぞ!っとちょっと不思議な体験をさせていただきました。

少し横道に反れたような気もしますが、次はトーンペアの丘にありますデンマーク王の庭園です。
こちらに有る四角い塔は「ネイチ塔」”処女の塔”と呼ばれ、その昔ここは娼婦たちを収容した監獄だったそうですが幽霊が出ることでも知られています。
現在はおしゃれなミュージアムカフェとなっていて、城壁上からタリンの街を見下ろしながらコーヒータイムもお楽しみいただけます。ここまで来たら是非、デンマーク国旗が天から舞い降りてきたという場所も探検してみてくださいね。

そしてもうひとつ。ヴィル門近くにある「ヘレマン塔」です。
200mもの見事な城壁の散策と、旧市街特有の赤レンガの切り妻屋根がひしめく眺めが楽しめるスポットです。下を通る道はムーギワへ通り、通称”セーターの壁”でも知られていますね。こじんまりとしてますが、季節ごとに違ったエキシビションが楽しめる塔内部となっています。

防衛塔の方では、かなりの大きさを持つ「太っちょマルガレータ」と「キークインデキョック」が旧市街のシンボルとなっていますが、前者は海洋博物館として、後者は街の要塞(城壁・防衛塔・大砲)と地下トンネルについての博物館として開放されています。塔の構造なども一緒にご覧いただけますが、もしかしたらトーンペアの丘の下に張り巡らされた秘密のトンネルなどは皆さんの心を擽るのではないでしょうか。。。もっと涼しくなるかもしれません!!

5年に一度のお祭り、「青年の歌と踊りの祭典」で盛り上がりを見せているタリンよりヴァッセルがお伝えいたしました。皆さんのお越しをお待ちしておりまーす。

Asuurkeraamika
http://www.asuurkeraamika.ee/

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