貴方は甘党(マイアスモック)? 中世から愛され続けてるマジパン! ハンサ都市、タリンが発祥?!

テレ〜!日本の皆さん、猛暑の中、ご無事でしょうか。。。もうしばらくの辛抱です。どうか乗り越えてくださいね。タリンはいくらか肌寒くなって来てしまったんです。はい、お察しの通り夏は終わったようです。なんだか暑さが恋しく感じてしまいます。しかし短過ぎますよね、タリンの夏。4〜5日前から空気が入れ替わった感じがするんです。羽織るものが必要になってきましたが、日差しも緑もまだまだ夏を思わせる程ですので、観光にはバッチリですね!そんなタリンからお届けします今回の情報は「マジパン」です。

そもそも「マジパン」とは?ドイツやフランスなど旅行された方でしたらご存知の方も多いかと思いますが、アーモンドの粉と砂糖からなるお菓子なんですね。日本ではまだ飾りの様な脇役的な存在で認知されているかもしれません。ですが、そのお味と言ったら主役的存在なのです!

さかのぼるは10~13世紀、材料が手に入りやすかった中東で発明されたようですがその後、バルト海沿岸に伝わりリューベックやタリンといったハンサ都市で独自の製法で作られるようになるんです。そして、なんとタリンでは最初、薬として市議会薬局で売られていたそうです。

「マジパン」の語源はいくつかあって、銀貨に刻まれていた言葉からという説と飢えに苦しむ街の人に配られる日が聖マルコの日であったことから「マルコのパン」が素となり「マルチパン」と呼ばれるようになったと言う説があります。まぁ、国によって呼び方や 配合は様々ですが、フランスでは”マスパン “、あるいは”パートダマンド “と呼んで、用途によって砂糖の量を増やしたりするんです。そしてドイツでは”マルツ ィパン”と呼ぶことからドイツ文化が残るエストニアでも同じように呼ぶんですね。

日本ではマジパンを”食べる”という感覚をお持ちの方は少ないですよね。。。しかし、ヨーロッパではチョコやシュトレンの中に詰めたり、薄く伸ばしてケーキの装飾に使うことも大変多い食材なのです。マジパンは粘土細工のようにさまざまな形を作れたうえに、色付けもできるので子供から大人まで作り上げる楽しみも味わえるんです。そのひとつの場所がここ、カレヴ社が1864年から経営しているマイアスモックというカフェ&マジパンルーム。レトロで豪華な雰囲気たっぷりのこちらのカフェではケーキやサンドイッチの様な軽食だけでなく季節の食材を取り入れたお食事も楽しめる、タリンいち古く歴史有るカフェなんです。


中世当時のメインストリート、ピック通りに構えるこの素敵なクリーム色の建物の一階と二階、夏にはテラスの部分がカフェとなりますが、マジパンルームは正面一階部分にあります。通りからも窓際にあるマジパンのディスプレイが見え、その愛らしさについ微笑んでしまいます。
内部ではプロのペインターが色付け作業をしている様子を見学できたり、100年以上前の木型や箱、数々のマジパンの展示に昔の写真といったカレヴの歴史がお分かりいただけるようになっています。そして、ご希望によっては色付け体験もできますし、手作りマジパンチョコなどひと粒からご賞味できるんです。じっくりとひとつひとつ描かれたマジパンを見ていると素朴で温かい表情が感じ取れ、またまたニッコリしてしまうんです。そして一口頂いてまたニッコリ!実は私はここでマジパンを頂くまでこんなに美味しいと思ったことはなかったんですね。口の中に広がるアーモンドの風味、すっかりファンになってしまったんです。


旧市街に一歩踏み入れると、中世にタイムスリップできるように、マイアスモックに一歩踏みれた途端、このなんとも言えないレトロな空気に包まれ200年程昔にタイムスリップできます。
皆さんにも是非、この体験を味わっていただきたい!一瞬でも、時間を忘れて古い古いタリンを楽しんでみませんか。おまちしていますよ!
タリンからヴァッセルがお届けしました〜。

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