愛すべきケッタイな国・ノルウェー オスロ便り⑧ノルウェーが舞台の映画「スノーマン」

こんばんみー!オスロのしぐりです。
みなさま、先週の13日の金曜日は無事乗り切られましたでしょうか。まぁ、オスロは、すでに最低気温が1℃とかになっておりましたんで、ジェイソンも面倒臭かったんでしょうね。こちらは何事もなく平和な1日でございました。

その13日の金曜日に合わせてかたまたまか、その日オスロ市内の映画館ではイギリス映画「The Snowman」が封切だったんですが、何を隠そうこの映画、ノルウェーのミステリー小説「Snømannen」が元ネタなんですね。かわいらしいアニメーションのスノーマンを期待していらした方、すみません。バリバリ人殺しの話です。

ヨー・ネスボー(Jo・Nesbø)というノルウェー人の作家がおりまして、ハリー・ホーレ(Harry・Hole)という名前の刑事を主役にしたシリーズものを書いたりしてるんですが、そのハリー・シリーズがノルウェー人に大人気。
シャーロック・ホームズとか刑事コロンボのシリーズみたいなもんですが、「スノーマン」は刑事ハリー・シリーズの第7作目で、ノルウェー書店賞やノルウェー・ブッククラブ賞を受賞しています。
刑事としては優秀だけど家庭人としてはダメダメ、妻には愛想をつかされたけど、息子はそんなパパでも大好き……と、なんとなく日本の刑事ものの漫画にでも出てきそうな設定の男が主人公です。

こちらがその小説バージョン。友達が読み終わったものをもらって来て以来、我が家の片隅にほこりをかぶって転がっておりましたが、ノルウェー語の勉強のためにもう一度読み直そうと思います。

日本でもそのうち公開されるかと思いますので、ネタバレになりそうなことは書きませんが、主人公のハリー・ホーレがオスロ在住の設定なので、映画の大部分はオスロでロケが行われています。
ヴィーゲラン彫刻公園や、ノーベル平和賞の授賞式で知られる市庁舎など、観光名所の王道の数々も登場します。

小説の中でハリー・ホーレは「Sofies gate 5」に住んでいるという設定になっているのですが、この住所、ツアーのランチで使われることもあるレストラン「Sofies Mat og Vinhus」の並びに実際にある建物です。

映画の帰りに立ち寄ってみると、面白いことにドアベルの一つに「ハリー・ホーレ」の文字が。写真を撮っている最中にたまたま帰ってきたここの住民の方に伺うと、いつごろからかこの名前になっているとのこと。ハリー・ホーレではない誰かが実際に住んでいるらしいのですが、試しに押してみちゃう人とかいないんでしょうか……。


「レストラン・シュレーダー」(Restaurant Schrøder)。市バス21番線の停留所、「サンクトハンスハウゲン」(St.Hanshaugen)のまん前にある1926年創業の老舗レストランですが、ハリーの行きつけのレストランとして小説の中に登場します。映画の中では、ハリーがここでソーセージを食べている姿が、赤のチェックのテーブルクロスとともに印象的に表現されています。

その他にも中心地の街並みが登場したり、ホルメンコーレンのスキージャンプ台が背景に見えたりと、オスロを代表する風景がちょくちょく出てきます。
これからノルウェー旅行を考えられている方、この映画を見られてから行くと面白いかもしれませんね。

ちなみに第2の都市ベルゲンも舞台の一つとして登場します。
また、もうすでに行かれた方、訪れた思い出の場所を雪景色で懐かしんでいただくチャンスです。

なぜノルウェー人がノルウェーで英語をべらべらしゃべっているのかという突っ込みはなしでお願いします。ちなみに、ノルウェーにはノルウェー語という言語が存在します。念のため。

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