愛すべきケッタイな国・ノルウェー オスロ便り⑩赤ちゃんと一緒にガイドツアー@ミュージアム

「グー・ユール!」

オスロのしぐりです。
「メリークリスマス!」に当たるノルウェー語のフレーズが「God Jul!」。
12月に入りますとオスロでも、中心地にクリスマスマーケットがたちまして、その横に期間限定の観覧車やメリーゴーランドが設置されたりと、クリスマスらしい雰囲気が立ち込めてまいりますが、こちらに住んでるものとしては、一族郎党のクリスマスプレゼントを買い集めたり、「ユーレブレーブ」(Julebrev)という、直訳すると「クリスマスの手紙」ってなものを書かなくちゃいけなかったりで、まるで締め切りに追われている学生状態です。
クリスマスカードを送る代わりに、今年一年どうだったとかこうだったとか報告するユーレブレーブを書く習慣の家族がいて、うちがまさにそうなんですが、これってノルウェーだけの習慣なんですかね?「ユーレストリーア」(Julestria)、クリスマスラッシュってな言葉があるくらい、ほんとに12月は追われています。日本も師匠が走っちゃいますけどね。

ところで日本では、11月下旬に子連れで会議にでた議員さんが話題になっていたようですが、これを機に、周りも連れて行くほうも柔軟に対応していけるようになるといいですよね。
こちらでは以前から、子連れで会議や会社に行く人の姿を見ることがありますが、だからといって、いつでもどこでもOKというのとはちょっと違います。
保育園に預けられない低月齢かつ何らかの事情でパパもママも出なければいけない状況だとか、休日や夜間にかかってしまって保育園が閉まっていて、友達に頼めないことはないけれど家族の時間にかかってしまうから頼みにくいとか、「他人に頼むのが難しい状況」に限って、周りも(そこは日本よりも寛容に)受け入れているように思います。
お母さんだって本当は一人で集中して仕事したいんですよ。特に、自分が発言することがわかっているときなんか、わが子ながら邪魔でしかないですよ。そういう時に限って「ウチの母ちゃんなんか話し出したでー」ってなノリで、べしべし顔を叩いてきたりするのがベビーですからね。
ですので、よそに頼みづらい状況の時に「何らかの事情で連れてこざるを得なかったんだな」って周りが理解してくれて、肩身が狭くならないような環境がもっともっと必要だとは思いますが、こちらでも、例えば、レクチャーがあったり、録音インタビューがあったりするような場合には連れて行きませんし、お互いの配慮があるからこそ、成り立ってるんではないかと思うんですね。

以前このブログで、ベイビーシネマを紹介しましたが、こういった機会も、低月齢のベビーがいるお母さんが家にこもりっきりにならないで外に出られるように、という思いやりと同時に、裏を返せば、普通のお客さんにとっては一緒では迷惑だから、ということですよね。

てなわけで、今回は子育てネタ第2弾、ミュージアム好きなお母さんたちのための、ベビーと一緒に楽しめるガイドツアー、「ベイビー・オムビスニング」(Babyomvisning)をご紹介したいと思います。ミュージアムによっては不定期なところもありますので、各美術館のホームページをチェックしていただく必要がありますが、どこかしらの美術館で毎週のように行われています。ガイドは基本ノルウェー語ですが、希望が多ければ英語で行ってくれるところもあります。

ベビーカーを指定された場所にとめて、抱っこひもでガイドさんと一緒に回ります。抱っこひもの持参は必須。赤ちゃん用の食べ物も、そういったガイドツアーに参加することを条件に、特別に持ち込むことができます。

火曜日の13時から行われているのが国立美術館(Nasjonalmuseet)のガイドツアー。どの火曜日かは不定期ですので、ホームページでのチェックが必要です。また、回る場所も常設展であったり、特別展であったり、その日によって異なります。

水曜日はムンク美術館(Munchmuseet)。ムンク美術館は毎月一番初めの水曜日のみに行っています。13時からの開催で、通常の大人料金より安く入れます。こちらのツアーは人気で、定員人数分売り切れてしまうことが多いですので、参加希望の方は30分前には行かれたほうが無難です。また、ちょっと郊外になりますが、ヘニー・オンスタッド美術館(Henie Onstad Kunstsenter)も、同じく月初めの水曜日のみ、13時から開催しています。

毎週木曜日はポップセンター(Popsentret)というポップミュージックの博物館で13時から。

毎週金曜日は現代美術のアストラップ・フェンリー美術館(Astrup Fearnley Museet)で14時から。こちらは、通常の入場料に加えて、ベビーツアーの参加料金がかかりますので、170クローネとちょっとお高め。(2017年12月現在)

今後、こういったイベントが日本でも増えるといいですね。もしくは産後の息抜きに、ベビーと一緒に観光でいらっしゃってはいかがでしょうか。
なんせ産み落とすまでに10か月間もの長きに渡ってアルコールの一滴ものまず、つわりのむかつきにも耐え、陣痛のいたみにも打ち勝って、ようやく身2つになったわけじゃないですか。
その後も、やれ夜泣きだの、やれオシメだのでへとへとになり、母乳のために食べ物飲み物の制限があったりと、奮闘状態が続くわけですよね。1回くらい、産後お疲れご褒美旅行をしても罰は当たらないと思いますよ。

オスロへは、コペンハーゲンからの船旅DFDSがおすすめです!

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