2018.08.16

グルメエストニアショッピング

エストニアを代表する健康食品、レイブ(黒パン)のブ-ム再来! タリン人が大好きなパン屋さん!

「アッツ-!!」っと言う声が世界中あちこちから聞こえてきてますね。。。

暑中お見舞い申し上げます。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
ここタリンでもこの数日は30度超え、どこもかしこも熱波にやられてますね。
避暑地のはずが、、、まぁ、夜は涼しいです!
それでも身体のだるさと食欲不振気味を感じてるエストニア人、多いです。
こんな時こそ、昔の農民が真夏に食べていたように黒パンにカリ(クワス)で栄養補給をした方が良いのかなっと思う今日この頃です。
そんな訳で今回は黒パン(レイブ)を焼いているパン屋さんに注目です!!

パンの歴史はとても長いですが、エストニアに関してはおそらく1000年くらいから大麦のパンよりライ麦のパンに代わってテーブルに並べられるようになったそうです。
そして何世紀もの間、毎日パンを作ることは大変手間のかかる仕事でした。工場への切り替えはエストニアが1940年に占領された後になります。
再度独立を獲得した後はライ麦はエストニアで粉砕され、小麦はロシア、ウクライナ、カザフスタンから輸入して作られてきました。
エストニアでは、家庭でパンを作ることは非常に一般的な伝統であり、しかも技術を要するんですって記事に書いてありました。
天然酵母から作るため生地に酸味があったり、噛みごたえや食べごたえがあり腹持ちがいいと言うのが特徴で、小麦のパンよりビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれているんですって。
いかがです?良いことばかりですよね。何度も何度も噛みしめていると麦の濃厚な旨みが味わえますよ。
そんな手間がかかって健康的な「レイブ」は正に時代に合っているんですね。
ここ数年、人気のレストランでは当たり前にレイブを焼いてますし、パンの会社(Leibur )では毎年コンテストを行って、第一位になったレイブを商品化して販売しているくらいなのです。
ちょっとした話題になりますね。
ドライフルーツが入った甘めなものから色々な種が入った物、ニンニクやハムなどが入った物まで種類は限りなく有ります。
食べ方も色々で、バターたっぷりで十分な物から、チ-ズやサラミを乗せて、またはスモークサーモンやキル(タリンを代表する小魚)を乗せてといった物まで。
お好みでご自由に!

それではお店の紹介。
1.カラマヤパガリコダ— Kalamaja pagarikoda
健康と環境に高い意識を持つような人たちが多く住んでいる地域にポツンっと有ります。
黒パン以外にもケ-キやお総菜パンの種類の多さが嬉しいですね。誰かの家にいるようなのんびりとした雰囲気と庶民的なお値段と威勢の良いおばちゃんがポイント。




2.ロスト— ROST
どんどん素敵になってきている注目のロッテルマン地区で早朝から頑張ってるパン屋さん。
お洒落な店内、まん丸のどでかいレイブが一際目立ちます。





3.ムフパガリ— MUHU pagarid
国内12店舗と急成長している黒パンのみを扱うパン屋さん。ちょっと殺風景な感じも受けますが黒パン一本で勝負!といった意気込みも感じるお店。
種類の多い黒パンを見たらきっと選べないので味見を楽しんでください。ムフとは島の名前。


食べきれなくても大丈夫です。小さく切ってフライパンで焼いておろしにんにくを乗せたら、あら不思議。食が再びすすむんですね。お酒のおつまみにもなります。
残念ながら、エストニアのライ麦の生産は減少しているんです。
1991年には126.8トン、1995 – 58.2トン、1998 – 55.3トン、2001 – 42.9トン、2005 – 18.1トン。
それでも引っ越し祝いには現在でも古くからの風習でレイブを手土産に訪問します。そして、床に落としてしまったレイブには「頬ずりをしてキス。そして召し上がれ!」と言い伝えられています。
レイブがどれ程生活に密着し、愛されていたのかが感じられる風習ですね。
日本のお米同様、大事に大事にされ続けています。

日本の皆さんもお気に入りの味を探しにタリンにいらっしゃいませんか。
最高の夏を迎えているタリンよりヴァッセルがお届けしました。
それでは、タリンでお会いしましょう!

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