2018.09.07

ノルウェー交通

愛すべきケッタイな国・ノルウェー  オスロ便り (18)/乗り物を使って自由に冒険!オスロの公共交通機関の使い方

dfds_oslocity

毎年8月に嵐のような大風が吹き荒れる一日がありまして、そうすると翌日からスイッチでも入ったかのように朝晩の空気がひんやりと秋めいてきます。
最後の夏を楽しむために、DFDSというフェリーでチビ助と2人、コペンハーゲンへ遊びに行ってきました。
オスロを16時30分に出発いたしましてフェリー泊。翌日の9時45分にコペンハーゲンに到着すると、7時間ほどの自由時間があり、16時30分にコペンハーゲンからオスロに向けて出航。前日と同じ部屋に泊まって、翌日9時45分にオスロへ到着、という往復クルーズです。
7時間の自由時間では少々物足りなくも感じますが、子連れの身としては楽なんですね。荷物を全部置きっぱなしで身軽に観光できますし、同じ部屋でオスロまで戻ってきてくれますので、いちいち荷物をまとめなくても、最後に片付ければ済みますので。
レゴなどのおもちゃのあるプレイスペースもありますし、今回は利用しませんでしたが、別料金を払えば小さい子供用のプールもあるスイミング施設も利用できます。
7時間ではあちこち回るわけにはいきませんので、今回はハムレットの舞台のお城、クロンボー城へ行くだけで終わってしまいましたが、お城のあちこちでハムレットの名場面を抜粋した劇が上演されていて、チビ助も興味津々。いい夏の思い出をつくることができました。

kronborg_slott_hamlet

さてさて今回は身軽な自由行動、ということで、オスロの公共交通機関の乗り方のご紹介です。
公共の乗り物が利用できると、行く場所の選択肢もぐんと広がりますからね。

nsb_train_oslo

まずはオスロ空港から、オスロの中心地まで電車でたどり着く方法です。
タクシーや空港バス(Flybussen)を利用する手もあるのですが、ノルウェーのタクシーはとにかく高い!
また、空港バスは所要時間が電車の倍かかりますので、電車が一番使いやすいと思います。

flytoget_oslo

空港からの電車には2種類あります。
①Flytoget(フリートーゲ)というシルバー色の特急電車と、②NSB(エヌエスベー)というローカル電車。
所要時間はほぼ同じで、オスロ中央駅までですとFlytogetのほうが数分短いだけ。どちらも20分前後で到着します。
ただし、お値段のほうはFlytoget が大人190クローネ(2500円)、NSBが101クローネ(1300円)とほぼ倍額の差。とはいうものの、Flytogetのほうが本数が多く出ていますし、車内がグリーン車のような清潔感がありますので、一刻も早くホテルで休みたいという方にはFlytogetのほうがいいかもしれませんね。
また、NSBのほうは反対方面へ行く電車も入ってくるのに対して、Flytogetは確実に中央駅方面へいきますので、乗り間違いの心配がないのも安心です。(金額はいずれも2018年8月現在。)

oslo_lufthavn_airport

飛行機を降り、荷物を受け取って外に出たら、右手に進みます。

flytoget_nsb_ticketgates_oslo_norway

すると突き当りにFlytoget とNSBトレイン両方の乗り場が見えてきます。
向って左側がNSB、右側がFlytogetのチケット売り場です。

flytoget_screen

Flytogetの券売機は言語を選択すると(英語かノルウェー語)、このようにわかりやすい画面が出てきます。
左上から①大人、②32歳以下の学生(車内での検札の際に学生証の提示が必要)、③67歳以上のシニア、④16歳以下の子供1人分、⑤16歳から20歳までのユース、⑥ノルウェーの兵役についている人、です。
16歳以下の子供に関しては、大人1人につき子供1人まで無料で乗車できますが、例えば、両親+子供3人というような場合は、④の子供1人分を購入する必要があります。
チケットを購入したら、すぐそばのFlytoget専用改札口から中に入場します。

nsb_ticket_machine_oslo

続いてNSBトレインのチケットの買い方。
こちらも英語とノルウェー語がありますので、Englishを選択。→「New Ticket」を選択。→出発駅の選択。今いる駅と他の駅の2択になっているので、左側の四角をタッチ。→行先の選択。オスロ中央駅(Oslo Centralstation /Oslo Sentralstasjon/Oslo S.)ですと「O」、国立劇場駅(National Theater/Nationaltheatret)ですと「N」を入れた時点で候補が出てきますので、行先のボタンをタッチ。→すると、「このチケットはNSBのチケットなのでFlytogetには乗れませんよ」という注意がでてきますので、「OK」をタッチ。→大人、シニア、0から3歳、など各種チケットの枚数を選択します。NSBの場合は無料分も自動的に計算してくれますので、大人よりも子供の人数が少ない場合も購入分にカウントします。→チケット有効時間の確認画面が出てきますので「OK」をタッチ。ちなみに空港・中心地間は、購入時から2時間30分有効です。→カードか現金でお支払い、という流れです。

osloairport_nsb_spor

中心地である中央駅や国立劇場駅へいく電車は、「L12 」の「Kongsberg」行きか、「R10」の 「Drammen」行きのどちらか。電光掲示板で乗り場を確認してホームへ下ります。
逆に、中心地から空港へ行く場合には、「L12 」「R10 」「R11」の3つがありまして、いずれも行先は「Lillehammer」行きか「 Eidsvoll」行きです。

tbane_oslo

続きましては、街中での移動方法です。
T-bane(テーバーネ)という地下鉄、トラム、バスの3つの交通手段がありますが、チケットはいずれも共通です。
シングルチケット(大人35クローネ/465円)ですと専用の機械にタッチしてから1時間使うことができます。丸一日自由行動を楽しみたい方には、24時間チケット(大人105クローネ/1400円)もありますので、3回以上シングルチケットを買うようならこちらのほうが断然お得です。

oslo_trikken_tram

チケットの買い方としては、
① コンビニで購入(Narvesen、7-Eleven、Deli de Luca、Mixなど)
② T-baneの駅などにある自動券売機で購入
③ バスのドライバーから直接購入
④ スマホでRuterのアプリをダウンロードして購入
の4通りの方法がありますが、③のドライバーから直接購入する方法ですと、料金が20クローネ(子供は10クローネ)上乗せされてしまいます。
また、200クローネより大きいお札は受け取ってくれません。バスやトラムの乗り場には自動発券機が置かれてないことがほとんどなうえ、T-baneやトラムの中では購入すらできませんので、①か②のいずれかの方法で、事前に必要な枚数を購入しておく必要があります。
④の方法もありますが、フリーWi-Fiを見つけてアプリをダウンロードしたり、クレジットカードの登録が必要であったりと手間がかかってしまいますし、通信環境の問題もありますので、ヨーロッパ圏在住の方以外にはおすすめではありません。
①の場合には、「ゾーン・1」の「ルーテル・シングルチケット」が何枚必要なのかを伝えて購入してください。

ruter_ticket_tbane

シャープのマークが目印の自動券売機。

oslo_ruter_ticket_screen

まずは言語を選択、→上から2番目の「(デポジット式の)カードを持っていません」の方を選択、→シングルチケットか24時間チケットを選ぶ、→シングルチケットの場合、ゾーンの選択が必要になります。「Zone1」でオスロ市内の観光名所をほとんど網羅していますが、余裕のある方は、ゾーンの書かれた地図が発券機に貼り付けられていますので、自分の行きたい場所がどのゾーンかを確認してみてください。→大人、子供、シニアのいずれかを選択、→硬貨かカードでのお支払い(お札は使えません!)、という手順で1枚づつ購入します。

oslo_ruter_ticket_oneday

24時間チケットの場合は、「From (Zone) 1」「To (Zone) 1」というところもタッチします。

oslo_ruterbillett_activate

無事購入がすみましたら、T-baneに乗る前に、このような使用開始時間を記録させる機械にタッチするのをお忘れなく!
うっかりし忘れてしまうと、検札の人が回ってきたときに1150クローネ(15000円)もの罰金を取られてしまいます!!
バスやトラムの場合には、車内にありますので、乗車したらすぐにタッチします。

oslo_bus_norway

ちゃんと目的地で降りられるかが心配な方もいらっしゃるかと思いますが、ご安心あれ!どの乗り物にも車内には、次に止まる場所が表示されるパネルがあります。
バスやトラムの場合には、降りる場所が案内されたら、てすりや壁にあるストップボタンを押して、次で降りることを知らせてくださいね。止まる場合には、パネルに「Stopp」の表示がつきます。
街中ですと、大抵どの場所でも誰かが押してくれてますので、それほど神経質にならなくても大丈夫ですが、誰も押していない場合はそのまま通過していってしまいます。
慣れないと少しドキドキかもしれませんが、それも旅のいい思い出。ぜひ小さな冒険を楽しんでみてくださいませ!

オスロの交通機関を乗りこなして“暮らすように旅する”のもいいですね。
服装、グルメなどなど、ノルウェー観光情報で事前チェックをぬかりなく!

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