2019.04.24

ノルウェーショッピング

愛すべきケッタイな国・ノルウェー  オスロ便り(25)/ノルウェーのお酒事情

「グー・ポスケ!」とグッド・イースター的な挨拶をしてみたりしているオスロのしぐりです。
これを書いている今、こちらはイースター連休に突入致しました。イースター前後から夏の終わりにかけて、オスロはぐんぐんと快適で過ごしやすい気候へと変化していきます。
もとをただせばイエス・キリストの復活に関連した行事ですが、イースターをお祝いすることで春のおとづれを喜ぶという感覚を、身をもって感じさせられています。
暖かくて日が長くて、かつ湿度がないので5月6月に気温がぐっと上がってもさらっとしているんですね。街の観光が目的でしたら、春夏の時期が断然おすすめです。暖かい日差しの中で街歩きをしていると、ビールが恋しくなってきちゃうんですよねー、ということで、今回はノルウェーのお酒事情をスーパーでの購入を中心にご紹介したいと思います。

ノルウェーはアルコールの販売に厳しい国の一つで、アルコール度数の高いワインやウィスキーのようなお酒は「ヴィンモノポーレ」(Vinmonopolet)というお酒の専売公社へ行かなければ買えません。ショッピングセンターなどに入っていることが多いのですが、行動範囲内にあるとは限りませんし、夜の18時(土曜日は15時)には閉まってしまいます。ですので、時間に限りのある旅行中でしたら、ワイン等に関しては割高でもレストランやホテルのバーなどでお楽しみいただくのが現実的ということになります。

スーパーで買えるお酒はアルコール度数5%以下のお酒のみ。つまりビールか、シーデル(cider)と呼ばれるチューハイのような甘いお酒のみです。スーパーでもアルコール販売が可能な時間帯は限られていますが、平日の朝の9時から夜の20時までと、比較的長時間販売されています。(土曜日は18時まで、日曜日は販売なし。)時々、レジが混雑してて、自分の番になったときにちょうどタイムアウトになり、ブチ切れてる人の姿を見たりするのですが、そもそもレジが時間を過ぎて売れないように設定されちゃっているので、時間を1秒でも過ぎてしまうとお店の人もどうすることもできないんですよね。ですので、販売終了時間まであまり余裕がなく入店した場合には、時間内にレジを通れるか計算しながら動くのが肝心です。

ビールの醸造所はノルウェー中の様々な地域にありますが、オスロのビールとしては老舗のリングネス(Ringnes)やフリーデンルンド(Frydenlund)が定番です。

またサーゲネ(Sagene)というオスロの新興ブランドも近年高評価を得ています。もちろんレストランやバーなどでビールを楽しまれるのもいいのですが、物価や人件費の高いノルウェー。飲食店で頼むとビール1杯が1000円近くしてしまうことも珍しくありません。その点、スーパーで調達すれば値段をぐっと抑えることができます。

シーデルもノルウェー産のものが様々なフレーバーを展開しています。
ノルウェーはワインの生産は行っていませんので(今開発中だそうですが、気候的な問題で難しいんでしょうね。)ノルウェー独自のお酒となると、アーケビット(Akevitt)というジャガイモでできたウイスキーのようなものになるのですが、こちらはアルコール度数40度前後の強いお酒ですのでヴィンモノポーレでしか買えません。
独特の香りがしますので、ご興味持たれた方はまずはレストランなどでお試しになるのがちょうどいいのではないでしょうか。もし気に入ってお土産にというのであれば、空港の免税で買ったほうが断然お得ですしね。ちなみにノルウェーの酒税はアルコール度数に比例してかけられていますので、度数が高いお酒になればなるほど税金まみれになっていき、お酒を飲んでいるんだか税金を飲んでいるんだかわからない状況になってきます。

いい陽気の中観光して、ちょっと一杯欲しいんだけどなぁ、なんて時にはスーパーで調達する手もありますよ、というご紹介でした。
あと、お子様連れの方もですね。日本では場所によっては子連れで居酒屋へ行っても大丈夫な雰囲気のところもありますし、ヨーロッパでも子連れで夜遅くまでお酒を楽しんでいる光景のみられるお国柄のところもありますが、ノルウェーは基本お酒に対する風当たりがきつめなので、お酒メインで提供するところには子供と一緒に入りにくい雰囲気を感じます。

売り場に置かれているときは6本1パックで置かれていますが、包装を遠慮なく破いて好きな本数だけレジへ持っていきましょう。いつもというわけではないのですが、購入の際に身分証明書の提示を求められることもあります。「この顔が18歳以下とでもいうんかい!」と思わずツッコミ入れてしまうような風貌をしていても見せろと言われてしまうことがありますので、できれば何か年齢確認のできるものを携帯していかれた方が無難です。

これでノルウェーのお酒の買い方がわかりました。そのほか、貴機構・服装などの基本情報は北欧トラベルのノルウェー観光情報で!

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