2019.07.25

季節スウェーデン

ミッドサマー in スウェーデン

みなさまこんにちは。ストックホルムのモモです。いかがお過ごしでしょうか。スウェーデンはもうすっかり夏休みモード。現在のストックホルムでは夜23時ごろまで薄明るいですし、深夜2時をすぎるとまた明るくなります。

  (23時でこの明るさ!)

一年のうちで一番日が長くなるのは、皆様ご存知、夏至の日。6月の中旬です。スウェーデンではこの日を盛大にお祝いします。今年はもう過ぎてしまいましたが、お祝いの様子をご紹介したいと思います。

夏至祭は毎年6月24日に一番近い金曜日と土曜日が祝日となり、主に金曜日にお祝いをします。2019年は、6月21日(金)がその日にあたり、Midsommarafton(ミッドソンマル アフトン)「夏至前夜」、22日(土)をMidsommardagen(ミッドソンマル ダーゲン)「夏至の日」と呼びます。

さてさて、夏至のお祝いとは一体何をするのでしょうか。目玉はやはりメイポールを囲んでのダンスでしょう。メイポール(スウェーデン語では、Midsommarstangミッドソンマルストングと呼ばれます)という、大きなポールを広場に立てて、周りで輪になって踊ります。ストックホルム近郊では、この相合傘に輪っかがぶら下がったような形のメイポールが主流ですが、地域によって形がいろいろ変わるようです。お祝いの始まりは、まずこのメイポールの飾りつけや花冠作りから。季節の草花を持ち寄り、ポールに結びつけていきます。できあがったらそのポールを、せーの!で引き起こします。このメイポールの引き起こしもお祭りの見所の一つ。夏至祭のプログラムには、必ずこの引き起こしの時間が記載されています。このポールがまっすぐ立ち上がれば、さぁお祭りのスタート!!みんなで輪になって手をつないで、音楽に合わせて踊ります。ラララーン。花冠の色とりどりのお花が青空に映えますね。

メイポールの周りでは、人々がピクニックをしたり、家族や友人となごやかに談笑したりと、のんびりした雰囲気が漂います。踊りの他にも、子ども向けのゲームや屋台などが出るところもあります。

歌や踊りが終わったら、家族や友人と集まり、お祝いの食事です。なにせ一年のうちで一番日が長い日。周りが薄暗くなるまで、ゆっくりと時間をかけて食べたり飲んだり歌ったり。特にこの日に食べられるのは、ニシンの酢漬け。そしてそれに合わせるのは、ウォッカ。スウェーデンには乾杯の歌というのが数多くあり、地域や年代によって歌う歌も様々。乾杯の歌をみんなで歌い、歌い終わったらウォッカを一気飲み!こんなことを繰り返して、日が暮れる頃にはみんなベロンベロンのデロンデロンです。
ベロンベロンのデロンデロンはまぁ良いとして、このメイポールを囲んでの踊り、やっぱり見てみたいですよね?メイポールを立ててのお祝いは、郊外に出かけてする人が多いので、街中ではあまりご覧いただけないのが実際のところですが、こういう伝統行事を見るにはやはり北欧最大の野外博物館、Skansen(スカンセン)が良いでしょう。一番「伝統的」なお祭りを見せてくれますし、民族衣装を着た人たちが音楽を奏で、踊りを踊るので、見ごたえもあります。それ以外ですと、クングスホルメン島の公園、Ralambshovsparken (ローラムスホヴスパルケン)などでも、お祭りが行われます。北欧ならではの、夏至のお祭り。日本の盆踊りのようなところもあり、全く違ったところもあり、でもやはり、歌って踊って飲んで騒いで、人の心をワクワクさせるお祭りというのはどの国のどの文化のものであっても、 ふと懐かしい気持ちになりますね。踊りはどれも簡単なものばかりです(し、間違ったところで誰も気にしちゃいません)ので、機会があれば、ぜひ輪に加わって踊ってみてくださいね。

ストックホルムはまだまだ日照時間がながくてびっくり。ぜひ夏のスウェーデン、お出かけください。服装や気候の事前チェックは、北欧トラベルのスウェーデン観光情報で!

【観光情報】

スカンセン(Skansen)での夏至祭

ホームページ(英語):https://www.skansen.se/en/midsummer-traditions

ローラムスホヴスパルケン(Ralambshovsparken)

住所:Smedsuddsvagen 6, 112 35 Stockholm, Sweden
最寄駅:地下鉄グリーンラインThorildsplan (トゥーリーズプラン)駅下車、駅目の前

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