2019.08.24

スウェーデンスポット

ストックホルムの自然保護地区を歩く

みなさまこんにちは、ストックホルムのモモです。日本はまだまだ暑い日が続くようですね。ストックホルムは爽やかな風が吹き、とても過ごしやすい気候が続いています(時折大雨が降りますが、それもまた良し)ぜひぜひ涼を求めに、北欧へいらっしゃいませ!

さて、今回お話するのは、ストックホルムの自然について!ストックホルムは、スウェーデンの首都、ということで、一応スウェーデン一番の都会なわけですが、魅力の一つとして、自然がとても近くにあるということが挙げられます。自然と言っても、単に街路樹が生えているとか、公園がたくさんある、というだけでなく、大自然が街のすぐそばに広がっているのです。そして、スウェーデンには自然享受権という権利があり、それはスウェーデンに住む人、スウェーデンを訪れる人すべてに自然を楽しむ権利があるというものです。つまり他人が所有する私有地に入って、散策したり、テントを張って宿泊したり、湖水浴・海水浴をしたりしてもいいですよ、ということなのです。(私有地の自然、ということですので、個人の住宅やお庭などは含まれません。誰かの家のお庭でテントを張ったりなさらないように…笑)もちろんこれは、訪れる人に配慮とマナーがあるということが大前提です。所有者や他の訪問者に迷惑をかけない、自然を破壊しない範囲内で、自然を楽しむ権利があるということですね。

自然の中の散策や宿泊などに加え、自然享受権では「キノコやベリーの採取」も認められています。キノコやベリー! とても良い響きです。キノコ狩りやベリー摘みは、スウェーデン人も大好き。今ちょうど、ラズベリーの季節なので、ちょっと森に出かけてきました!

ラズベリーは、スウェーデン語でHallon(ハッロン)と呼ばれ、お菓子やジャムなどによく使われる、とても馴染みの深い果物です。森に入ると、散策道のすぐ脇に!チラリと見えました赤い宝石。この奥はずっとラズベリーの茂みが続いているようです。

さっそく摘み取っていただきましょう。コロンとしたフォルムと、この赤色がとてもかわいらしいですよね。テキスタイルや、イラストなどにもモチーフとして使われることが多いのもよく分かります。口に含むと、じんわり甘くておいしい!
さて、散策道を進んでいくと、幼稚園のお散歩コースなのでしょうか、子どもたちがおやつを食べているところに出会いました。大自然の中で食べるおやつは、一味違うでしょうね!

さらに足を進めると、もうとっくにシーズンは終わったと思っていたブルーベリーも所々残っていますよ!スウェーデンのブルーベリーは、とっても小粒で、ぎゅっと凝縮された味がします。

ブルーベリーがたくさんなる頃には、みんな大きなバケツや袋を持ってブルーベリー摘みにやってきます。そしてホームセンターには、ベリー摘み用のスコップや、ジャム作り用の大きな瓶やバケツなどが売り出されます。ベリーだけでなく、エルダーフラワーの花でシロップを作ったり、ルバーブの茎でケーキを作ったりと、森に生えている果実や植物を使ってお菓子などを作るのがとても人気なのです。

森、と言っても、散策道があり、散策地図なども設置されていますので、軽装で簡単に散策ができます。毎日のジョギングに森を走る人も多数。自然がとても身近にあることがわかりますね。

そしてお散歩の最後に、なんと鹿が目の前を横切って行きました!しばらくじっとしていてくれたのに、モタモタとカメラを出していたら、呆れ顔で逃げて行ってしまった鹿ちゃん…。後ろ姿だけおさえました。

この森、ストックホルムの中心地から地下鉄で10分もあれば着いてしまいます。歩いているだけで癒される大自然、ベリーやキノコの恵みもあり、運が良ければ鹿にも会えるかも!?ぜひぜひ訪れてみてください。

【今回訪れた森】
Nacka reservatet(ナッカ レセルバーテット)ナッカ自然保護地区

最寄駅:(とても広い森なので、色んな駅からアクセスできますが、中心地から一番行きやすい駅を記載しておきます)地下鉄グリーンラインBjorkhagen駅(ビョルクハーゲン)から徒歩1分

ストックホルムは都市だと思って、雑貨探しやカフェ巡りを予定している人が多いです。でも、ちょっと足を延ばすとこんなところにも!

北欧トラベルのスウェーデン観光情報で気候や服装、基本情報をチェックして出かけましょう!

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