2019.09.15

スポットラトビア

ここがおすすめ!リガ旧市街の個性的な博物館3選

みなさんこんにちは!世界遺産の街・リガ在住のSantaです。9月に入り、朝晩はぐっと冷え込むようになってきたラトビア。これからもっと寒くなると屋内で楽しめる施設も重要ですよね。今回はリガ旧市街にあるちょっと変わった博物館をご紹介します!

1 工芸デザイン博物館

まずは、ラトビアの雑貨や民族衣装に興味がある方にぜひ訪れていただきたい「工芸デザイン博物館」(Museum of Decorative Arts and Design)。博物館自体がリガで最も古い石造りの建物で、内部の梁や窓のデザインが特徴的です。
最初に2階の展示場へ。ここには19世紀の終わりから1960年代までにラトビアで作られた家具、陶磁器、カーペットなどが展示されています。

この時代は、当時流行していたヨーロッパのアールヌーヴォーの影響を受けて、ラトビアの民族芸術から独自のデザインが発展していったそうです。ラトビア土産の定番、ミトンにも使われる幾何学模様のカーペットや民族衣装を着て踊る男女のステンドグラスなど、ラトビア好きにはたまらない展示内容となっています。

続いて3階へ。こちらは1970年代から現代までのラトビアの工芸品とデザインをテーマにしています。テキスタイルと陶磁器が主流となった70~80年代のアートから、革や金属などの伝統的な素材を使わない現代アートまで幅広く扱っています。

最後に1階の特別展示室へ。この日はポーランドのアーティストによるテキスタイルと彫刻の展示が行われていました。この博物館の特徴でもある広い空間を活用した大胆なディスプレイが印象的で、迫力がありました。

9月末までは開館30周年を記念した特別展として、これまでに博物館が扱ってきたアイテムが時代背景とともに紹介されているので、ぜひ覗いてみてください。

【工芸デザイン博物館】
住所:Skarnu iela 10, Riga
HP:http://www.lnmm.lv/en/mdad
営業時間:11時~17時(水曜のみ19時まで)
閉館日:月曜
入場料:常設展・特別展合わせて5ユーロ

2 薬局博物館

続いてご紹介するのは「薬局博物館」(Pharmacy museum)。薬と薬局をテーマにしたユニークな施設です。2階の展示室には、1920年代から戦前までラトビアの薬局で実際に使われていた棚に薬瓶や商品が美しく並べられています。

薬局には中世の頃から「アシスタント・ルーム」と呼ばれる別室があり、そこで医師の処方箋をもとに薬の調合が行われていました。こちらでは20世紀初頭のアシスタント・ルームを再現しています。薬品を取り出しやすいように回転テーブルを何台も置いていた様子や、目薬などの液体の薬も扱っていたことがわかります。

1階の展示室には薬を保存・調合するのに使われていた道具や、出張型の薬剤師が持ち運んでいたカバンなどが展示されています。筆者が気になったのは薬の用法・容量などが書かれた紙のラベル。薬局ごとにデザインが凝っていて見るだけで楽しいです。

経路を進むと時代はもっと遡り、薬草を保存していた伝統的な家屋が現れます。ラトビアでは今でもハーブティーが広く飲まれていて、「免疫力を高めるお茶」や「デトックス効果のあるお茶」など、各家庭でいろいろなハーブを配合してお好みのお茶を作っています。

この博物館のもう一つの特徴的な展示はラトビア式のサウナです。ハーブが吊るされた小屋で薪を燃やし、煙でいっぱいになったところで身体を温め、水で濡らした枝葉で全身をはたいてマッサージ。今でもこの習慣が残っている場所があります。かつて、サウナは肉の燻製を作ったりビールを発酵させたり、また出産する場所、亡くなった人のお清めの場所としても使っていたそうです。

2ユーロでここまで見られるのかと驚くほど充実した展示の薬局博物館。ビジターが少なければスタッフが丁寧に展示物の説明してくれるので、いろいろ聞いてみてくださいね。

【薬局博物館】
住所:R. Vagnera iela 13, Riga
HP:http://fm.mvm.lv/en/ 
営業時間:10時~18時(日曜のみ16時まで)
閉館日:月曜
入場料:2ユーロ

3 イリュージョンミュージアム

最後にご紹介するのは2018年にオープンした「イリュージョンミュージアム」(Illusion Rooms Riga)。目の錯覚を利用したトリックアートが楽しい体験型のスポットです。
例えば、「鏡の迷路」と呼ばれる部屋。単純な作りであるはずなのに、中に入ると身体が何度も鏡にぶつかってなかなか抜け出せません。この不思議な空間で撮る写真はSNS映えすると若者を中心に人気が高まっています。

また、「逆さまのリビングルーム」では、壁と床をうまく利用すれば宙に浮いたり逆立ちをしたりしているような面白い写真が撮れます。

「ディスコルーム」は光と音があふれる鏡張りの空間。ここでもやっぱり写真撮影が盛り上がります。

このほかにも、音と映像の錯覚でまっすぐ歩けなくなる「反重力ルーム」や、「エイムズの部屋」と呼ばれる遠近法を使ったトリック写真が撮れる部屋など、グループで行ったらさらに楽しくなりそうな空間がたくさん。旅の思い出作りにちょっと不思議な世界へ足を踏み入れてみるのはいかがでしょうか。

【イリュージョンミュージアム】
住所:Valnu street 19-1a, Riga(入り口はGleznotaju通り)
HP: http://www.illusions.lv/en/
営業時間:10時~21時
閉館日:年中無休
入場料:10ユーロ

どの博物館も1時間もあれば十分見て回れるので、旧市街観光の合間に覗いてみてくださいね。リガにお出かけする前に、北欧トラベルのラトビア観光情報で基本情報をチェック!

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