2019.10.18

ノルウェースポット

【愛すべきケッタイな国・ノルウェー  オスロ便り㉚/まるでミュージアム!老舗デパートの「Glasmagasinet」】

こんにちは!ノルウェーはオスロから、しぐりです。
最近、環境活動家のスウェーデンの少女が(賛否両論で)メディアを賑わしていましたが、みなさま、オスロ市が今年、ヨーロッパの環境先進都市として認定を受けたのはご存じでしたでしょうか?日本からすると、まだまだなじみの薄い小さな北の都市ですが、いろいろ頑張っているんですよー。地球温暖化を抑制するためには、とにかくCO2の排出量を減らすのが急務!ということで、近年様々な取り組みが行われておりまして、電気で走る路線バスもちょくちょく見かけるようになりました。

充電はどうやってるんだろうと思っていたら、終点でこんな風に上からやってるんですね。車体に書かれている「Jeg elsker Oslo」は、「I love Oslo」という意味で、それに電気を表す「El」が引っ掛けられています。

さて今回は、「ノルウェー行事のミュージアム」と銘打ってリニューアル・オープンした老舗デパート、「グラスマガーシネ(Glasmagasinet)」Stortorvet店のご紹介です。ノルウェーをはじめとする北欧生活雑貨のブランド店が集まっているデパートで、お土産探しはもちろん、ウィンドーショッピングしているだけでも楽しめちゃいます。

ノルウェーの伝統行事や北欧ライフの一場面を意識したディスプレイがあちこちにあるので、このデパートの中をぶらぶらするだけで、一見シンプルでありながらも静かに自己主張するノルウェーのデザインや、独特のライフスタイル、季節文化の雰囲気を味わうことができます。

ノルウェーウールのディスプレイ。ノルウェー人って編み物する人多いんですよね。街中でも、人を待ってる間やバスの中などのスキマ時間に、さっとカバンの中から編みかけのやつを取り出して、せっせと手を動かしている人の姿がみられます。うちのチビが生まれた時も、報告したその日のうちに、手編みのノルディック柄のベビー手袋を片手に病院に会いに来てくれた人がいて、そんなに素早く編めるんかい!とびっくりしたことがありました。まぁ手慣れていたら、赤ちゃんサイズのものなんて、あっという間に編めちゃうんでしょうね。

ブーナード(Bunad)という民族衣装を着たマネキン。地方ごとにそれぞれ色やデザインが違いますので、着ている人の出身地がそれでわかるという、自分のルーツである土地や家系に対する愛とプライドの込められた衣装です。

どの地方のものも、フェルト地や絹地に手縫いの刺繍が施され、ブローチなどのアクセサリーは銀と決まっているので、本物はすごく高いです。オーダーメイドですしね。女の子は15歳の堅信礼の時に仕立ててもらうことが多いそうですが、お祖母ちゃんからお母さんそして娘へと、受け継がれている家庭もあります。

地下階にブーナードの専門店が入っていまして、子供用にはブーナード風の既製服が売られています。

クリスマステイストの民族人形と、民話に登場する妖怪トロールたちの置物。木工品に描かれている曲線の花模様は、はるか昔から木製の家具や食器などに施されてきた伝統技法「ローセマーリング(Rosemaling)」です。

定番のノルディック柄のミトンと、幼児用のロンパース。

ウール好きのノルウェー人、可愛いフェルト玉の鍋敷きは、いろんなお宅で見かけます。

糸紡ぎ機の周りに棒を持って集まるトロールたち。このトロールは珍しく可愛いですね。

大地と調和するような、どこか温かみのあるノルウェーデザイン。

一見、何の変哲もないオーソドックスな形の中に、個性をさりげなく盛り込むというのがノルウェースタイルです。

ギャラリースペースでは、アートグラス製品の展示販売が行われていました。

高級感あふれる大理石のようなナチュラルソープ。2階の「StoneSoapSpa」というお店に置いてあります。個人的に目を止めてしまったのが「Snøsopp」の石鹸。直訳すると「雪茸」。童話の中で妖精が魔法をかけるときに使うキノコのような幻想的なイメージを勝手に思い浮かべたのですが、調べてみると、シロキクラゲ!キクラゲ石鹸、と書くと、たちまち漢方臭がしてきますが、コラーゲンたっぷりで、アンチエイジングの効能があるそうです。

個性的なデザインの雑貨。ちょっと夢に出てきそう。

ノルウェーのメーカーではありませんが、デンマークのロイヤル・コペンハーゲンのセクションもあります。

フィンランドからは、日本人女子に人気のマリメッコのセクション。

同じくフィンランドのムーミンシリーズのセクションもあります。

北欧の人たちが大好きな「ラクリス」。甘草の根エキスを使用した黒いグミのようなもので、独特な薬草系の風味がします。街中のコンビニやスーパーなどで売られているものは強烈なので、あまり日本の方にはおすすめできませんが、こちらのちょっと高級バージョンのラクリスは、比較的マイルドです。

スウェーデンのメーカーの英才教育用(?)食器。0歳児から勉強させたい教育パパママに(笑)。

3階には「3階(3. Etasje)」という冗談のような名前のレストランがあります。歩き回って小腹が空いたら、ここで休憩しましょう。ノルウェー定番のサーモンや小エビ、レッドビートのオープンサンドなどが食べられます。

場所はオスロ大聖堂の斜め向かいです。アクセス抜群ですので、ノルウェー的な何かをお探しのときには是非立ち寄ってみてください!Elkjøpという大きな電気屋さんや薬局、コスメのお店も入っていますので、何か持って来忘れたものを買いたいというときにも便利です。

【店舗情報】
Grasmagasinet-Stortorvet店
住所:Stortorvet 10, 0155 Oslo
開店時間:月~金は10時~19時、土は10時~18時。日曜定休。

Glasmagasinet.no ますます行ってみたくなりますよね、オスロ。北欧トラベルのノルウェー観光情報で気候・服装、基本情報を事前にチェックしてね!

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