2019.11.08

スポットリトアニア

リトアニアから勝手に独立したウジュピス共和国がおもしろすぎる!

こんにちは、ヴィリニュスのクティスです。ヴィリニュスは10月の中旬から急に春のように暖かくなりました。ここ数日は気温は15度から18度くらいになります。毎年この時期は1週間から10日ほどだけですが、暖かくなることがあります。これはこちらでは BOBŲ VASARA (ボブー・ヴァサラ・英語ではIndian Summerとか呼ばれています(日本でも小春日和と言われていると思います)。この暖かさが終わるとまた急に寒くなり、雪が降ることもあります。

さて、今回はヴィリニュス旧市街に面した、ウジュピス共和国をご紹介したいと思います。最近はガイドブックなどでも、掲載されているので、ご存じの方も少なくないかと思います。実際ここ数年ウジュピス共和国を訪れる観光客は増えていますので、皆さんも時間があればぜひ立ちよってみてはいかかでしょうか。
行き方は簡単で、バスなら大聖堂の前から10番、11番、33番、89番に乗り、「ウジュピス」のバス停で降りてください。大聖堂からは3つ目です。近いので徒歩でも十分行ける距離です。旧市街のアンナ教会が見えたら小さな川を挟んだその向こう側がウジュピス共和国になります。
小さな川(Vilnia・ヴィリニャ川)に掛かっている橋がちょうどウジュピス共和国の入り口になります。入り口にはここからはウジュピス共和国だという標識があるのですぐわかると思います。共和国には大統領、首相や共和国憲法というのもちゃんとあります。といっても、ここは本当の国ではなくて、あくまでも架空の国なので、パスポートはもちろん、身分証明書などは一切必要ありません。この架空の国は1997年の4月1日(エイプリルフールの日)に建国されたとされています。ウジュピス共和国の憲法は現在40か国語弱に翻訳されており、それぞれの国の言葉に訳された共和国憲法のプレートがPaupio通りにあります。日本語版のプレートも昨年できたので、ぜひ見てみてください。

いまでこそ、カラフルに塗られたきれいな建物ばかりが並んでいますが、ほんの数年前までは、市内でも最も荒廃した地区で、最近のヴィリニュス市による再開発によってここ数年は市内でも富裕層が移り住んでくるようになってきました。もともとは芸術家たちが住み始めた地区で、アルコールや麻薬中毒患者の温床となっていました。いまでも、少し中に入っていくとそういう雰囲気はありますし、そういう風な人も見かけます…。もちろん今でも、芸術家の方たちもここに住んでいて、様々な活動を行っています。じっさい、アートショップも少なくないので、お土産を探すのにも適しているかと思うので、いくつかのお店にもぜひ立ち寄ってみてください。

ウジュピス共和国のシンボルといえば、天使なのですが、地区の中心の広場に、天使の彫刻があります。これは、ウジュピス共和国誕生の5周年を記念して建てられたものす。また、共和国の中にはウジュピス高校があります。この高校は以前、日本の高校と交流をしていたこともあり、市内でも珍しく日本語を選択できるようになっています。もちろん、この高校はウジュピス共和国とは関係のない、ちゃんとした市立の高校です。

↑高校

ウジュピス共和国は旧市街から近いですし、地区内にはスーパーマーケットやカフェ、レストラン、芸術家のアートショップなどもあるので、天気が良ければ、半日くらい掛けてゆっくり散策に出かけられることをお勧めします!

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