2020.01.17

スポットラトビア

リガ旧市街を賢く観光!タダで入れる博物館特集

みなさんこんにちは。世界遺産の町・リガ在住のSantaです。今シーズンのラトビアは暖冬で、あまり雪が降りません。冬らしい景色が見られないのは少し残念ですが、その分例年よりたっぷり街歩きができちゃいます!昨年のブログでは街歩きにオススメの主要観光スポットをご紹介しましたが、今回はもう少し踏み込んで「タダで入れる博物館」をいくつかご案内します。ラトビアのことをもっと詳しく知ってみたい方、お土産を買いながらラトビアの文化や歴史も学びたい方などにピッタリです♪

1 戦争博物館

最初にご紹介するのは「ラトビア戦争博物館(Latvijas Kara muzejs)」。13世紀初頭にリガという町が建設されてから、リヴォニア戦争、大北方戦争、第1次・第2次世界大戦、そして占領時代へと続く、戦争とラトビアの独立に向けた戦いをテーマにした博物館です。博物館の一部となっている火薬塔には、17~18世紀にロシア軍の攻撃によって受けた砲弾が埋め込まれています。

この博物館は20世紀のコレクションが充実しています。第2次大戦中、ラトビアはどのように大国の戦争に巻き込まれていったのか、また占領時代、ラトビアの人々はどのように暮らし、どのように独立を達成したのかといったことを映像や実際の衣服・日用品などの展示で詳しく説明しています。

また、この博物館には日本とラトビアの隠された繋がりを示す「日章旗」が展示されています。1940年代後半、サハリン抑留中の日本人兵士を助けたお礼としてラトビア軍医・ブラウクス氏に贈られたもので、「祈武運長久」という文字と日本人捕虜41名の署名が入っています。ラトビア人と日本人がスパイ同士と疑われないように、この国旗は黒パンの中に挟んで密かに持ち運ばれ、40年以上も隠されたままだったそうです。日本の方には是非見てもらいたい展示品です。

ラトビア戦争博物館(Latvijas Kara muzejs)
●入場無料
●開館時間 4月~10月は10:00~18:00、11月~3月は10:00~17:00
●住所 Smilšu iela 20, Rīga
●HP http://www.karamuzejs.lv/lkm/home.aspx?sc_lang=en

2 建築博物館

次に、「ラトビア建築博物館(Latvijas Arhitektūras muzejs)」。博物館の存在自体を知らない方が多いのですが、実は旧市街にある「3人兄弟」と呼ばれる住宅群の内部が平日だけ博物館として開放されています。
まずは外観から。右から順に15世紀末、17世紀、18世紀に建てられ、1950年代に修復されました。1番右の「長男」はリガに残る最も古い住宅です。「次男」の玄関から博物館に入ることができます。

家の内部が見られるのは「長男」と「次男」のみです。ここでは定期的に建築や工芸品などをテーマにした展示が行われています。見どころは昔の調理場と煙突です。煤の付いた調理場から天井を見上げてみてください。15世紀にはいびつだった煙突も、17世紀になるとまっすぐ伸びているのがわかります。

天気が良ければぜひ中庭へ行ってみてください。壁面を見ると、家屋の補強に使われていた十字・X字・Y字の金具がかわいらしい模様を作っています。家の向こう側には聖ヤコブ教会が顔を出していて、まるで中世にタイムスリップしたような光景です。

ラトビア建築博物館(Latvijas Arhitektūras muzejs)
●入場無料
●開館時間 月:9時~18時、火~木:9時~17時、金:9時~16時、土日祝:閉館
●住所 Mazā Pils iela 19, Rīga
●HP http://www.archmuseum.lv/en/actualities.htm

3 古代バルトジュエリー博物館

続いてちょっと変わった博物館へ。「Baltu Rotas」という、バルト地域の出土品をモチーフにしたアクセサリーショップに併設されている「古代バルトジュエリー博物館(Baltu rotu muzejs)」です。13世紀初頭にリガが建設される以前、この地域の人々が身に着けていたといわれる衣服やアクセサリーがメインで展示されています。太陽や月のモチーフ、魔よけの意味があったヘビや水鳥のモチーフを使ったシルバーアクセサリーが印象的です。

ラトビアの人々は今でも民族衣装を着ることがありますが、お店ではその民族衣装のシャツやスカーフを留めるのに欠かせないブローチも扱っています。ペンダントやリングなどのアクセサリーも現代的にアレンジされているのでお土産にピッタリです。

古代バルトジュエリー博物館(Baltu rotu muzejs)
●入場無料
●開館時間 月~土:10時~19時、日:10時~17時
●住所 Grēcinieku 11, Rīga
●HP  https://www.balturotas.lv/

4 琥珀博物館

最後にご紹介するのは「琥珀博物館(Dzintara muzejs.The Amber Room)」。旧市街の奥まった場所にあるので日本人観光客にはほとんど知られていませんが、実はこちらのアクセサリーショップに「琥珀博物館」が併設されています。中に入ると琥珀でできた家具や装飾品に圧倒されます。

鏡のフレームも琥珀、棚の飾りも琥珀、琥珀のシャンデリアに琥珀の葉っぱが付いた木…などなど、商品のアクセサリーだけでなくお店の中にも見どころがたくさん。しかも、こちらのお店で何かしらお買い物をすると、普段は2ユーロの博物館スペースに無料で入ることができます。

博物館スペースには、床、壁、天井まで琥珀で埋め尽くされている「琥珀の部屋」があります。この部屋を作るのに約600kgの琥珀を使ったのだとか。日本を含めた世界各地で採れる琥珀や人気の「虫入り」琥珀も展示されていて、お土産代だけで入れる博物館としては十分見応えがあります。

琥珀博物館(Dzintara muzejs)
●ショップ内で買い物をすれば入場無料、普段は2ユーロ
●開館時間 月~日:10時~18時
●住所 Kalēju iela 9/11
●HP  https://www.facebook.com/theamberroomriga/

無料の博物館巡りをすればリガの魅力をもっと知ることができるのはもちろん、雨の日や予算オーバーの日も賢く観光できます。リガにお出かけする前に、北欧トラベルのラトビア観光情報で基本情報をチェック!

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