プリヴェット!
モスクワからアーシャです。
交通機関を利用しての外出が許可制になってからモスクワの街中は車も人も激減しました。
メトロ(地下鉄)「クラスノセーリスカヤ」の駅前も閑散としています。

レストラン・カフェは全て休業ですが、スーパーや薬局などは営業していますし、徒歩での最低限の外出は許されているので、たまに最寄りのスーパーに食料品の買物に行くことは出来ます。
色んな人が集まるスーパーは最新の注意を払っての営業。
そんな様子を今日はご紹介しますね。
カランチン(Карантин/外出規制)が始まったころには、半々だったマスク着用率ですが、先日買物に行ったら約90%の買物客がマスク着用でした。 普通のマスクが品薄で手に入らないせいか、工事現場で使うようなこんなマスクをしている人もいます。

店内はあちらこちらに、1.5Mのサイン。 レジの前にも


床の上のサインだけでなく、店内放送でも「1.5Mから2Mの間隔をとりましょう」と何度も注意をうながしていました。
衛生上の理由から、支払は現金でなくカード決済を推奨しているお店もあります。
店内で働く人達も気を使っています。
ちょっと見えづらいのですがビニールの手袋もしています。


外出が許可制になり、一度の買物で大量に食糧を調達する人が多いせいか、商品棚には空きが目立ちました。
健康食品メインに扱っているフクースビルというお店の入口ドアにはこんな張り紙が。

- マスクかスカーフで顔を隠して下さい。
- お店の入口にあるジェルで手を消毒して下さい
- 1.5Mの間隔を保って下さい
モスクワ市からの指導もあるのでしょうが、日々厳戒態勢が強まっているなと感じます。
ところで、4月19日(日)はロシア正教のパスハ(復活祭)でした。
今年は信者の人達は教会のミサには行けないので、ミサはテレビに中継されました。
Кулич(クリーチ)というパスハに食べる正教会の伝統的なお菓子みたいなパンがあるのですが、この時期、それがどのスーパーにも沢山売っています。
私も今年は一つ買ってみました。

この時期は、イースターエッグ(ゆでた卵に色付けしたもの)やクリーチを家で作る人も多いです。
私のロシア人の友達の作品はこちら。カラフルでとてもきれい!

今年のパスハは外出禁止なので家族でイースターエッグの絵付けした人が多いのかも。 スーパーの卵の棚がガラガラだった謎がとけましたよ!

こんな時期だからこそ、家での楽しみ方を見つけないとね。
私は、もっぱら掃除・洗濯・料理・ストレッチです。(笑)
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