2020.06.04

スポットリトアニア

リトアニアの人たち、どんな休暇を過ごしてるかな?

こんにちは、リトアニアはヴィリニュスのクティスです。5月も下旬になり、リトアニアも夏を迎えようとしています。実は5月12日に季節外れの雪が降ったり、ここ数週間は肌寒い日も続いていました。日本では非常事態宣言が解除されましたね。ここリトアニアではコロナウィルスによる検疫は5月31日で終了する予定でしたが、引き続き6月14日まで引き延ばされました。ですが、規制は少しずつ緩められてきており、スポーツ活動もできるようになり、幼稚園や一部の学校も登校できるようになりました。ただ、ヨーロッパの学年度は6月終わりなので、最終学年の生徒は3月から一度も登校することなく、卒業ということになり、少し残念な気がします。リモートで仕事をしていた人たちも、通勤するようになりました。スーパーなど屋内ではまだマスクの着用が必要ですが、移動も自由にできるようになったので、週末には海沿いに出かける人も増えてきました。ラトビアやポーランドとの国境は開き、ドイツとの定期便も週3回ほどで再開されましたが、まだ一般の人が国外に旅行できるにはしばらく時間もかかるのではないかと思います。

前回はリトアニアの名前と苗字について紹介しましたが、今回はリトアニアの人の一般的な休暇の過ごし方について紹介したいと思います。リトアニアの人の休暇の日数は日本人に比べると多いかもしれませんが、平均的な欧米諸国と比べると少ないかもしれません。大抵は夏休みに1週間から2週間くらいまとめて休みを取る人が多く、国外では暖かいところ、例えば地中海沿岸など、国内であればバルト海沿岸のリゾート地に行くのが一般的です。あちこち回って観光するというのではなく、一か所にとどまってそこでゆっくり過ごすのだそうです。リトアニアではソビエト時代からいくつかのリゾート地があり、現在もリトアニアの人が休暇を過ごすところをいくつか紹介します。

一番ポピュラーなのが、バルト海沿岸にあるPalanga(パランガ)という町です。リトアニア人であれば行ったことがないという人はまずいないかと思います。好きな人は毎年数回行くそうです。特に夏はリトアニア人だけでなく、近隣諸国からも来るのすごく混雑します。ビーチでゆっくりしたり、お金に余裕のある人はアパートや別荘を借りて1週間ほど過ごしているようです。最近では子供向けのキャンプもその町で行われるようになりました。また、外国人向けの現地ツアーもいくつかあり、中には琥珀探しのツアーもあるので、興味のある方は参加されたら良いかと思います。ちなみにバルト海沿岸は昔から琥珀が取れることで知られています。パランガへはヴィリニュスからクライペダ経由のバスで5時間ほどです。

もう一つはパランガから遠くない、バルト海沿岸の町NIDA(ニダ)になります。ここは地形が砂州になっていて、ロシアの飛び地(カリニングラード州)との国境の目と鼻の先にあります。もちろんロシア側のヴィザがないと国境は通れません。ここも昔からの伝統的なリゾート地で、ビーチがたくさんあり、シーズン中は休暇のリトアニア人やドイツ人観光客でにぎわいます。なぜドイツ人観光客かというと、戦前この辺りはドイツの旧プロイセン領だったからです。ここには砂丘もあるので、天気が良ければ、ぜひ上ってみてください。行き方は、ヴィリニュスからクライペダまでバスか電車で行って、クライペダ港から渡り船に反対岸まで行くと、そこから1時間ほどバスでニダに着きます。ちなみにニダのある砂州(クルシュ砂州)は国立の特別天然保護地区になっており、観光税が徴取されます。夏季は大変混雑し、宿泊料金も高くなりますが、きれいなところなので、リトアニアに旅行される際に時間的・お金に余裕がある方はぜひ一度行かれることをお勧めします。

もうしばらくの我慢、かもしれませんが、安全に、安心して旅する日に向けて、北欧トラベルのリトアニア観光情報をチェックしませんか?

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