2020.06.18

デンマークグルメ

癒しのバーガー@noma

Hej!、コペンハーゲンのノリエルです。

2020年も6月の半ばを過ぎ、デンマークはお待ちかねの夏休み目前となりました。

例年ですとそろそろ夏の休暇で民族の大移動が始まる時期なのですが、悲しいけれど今年は我慢ね...と思いきや、やはり休暇は休暇、みなさん試行錯誤して何かしらの楽しみを見つけようとしているもよう。

とは言ってもまだまだ、飛行機乗って南国までそれーっ!、とはいきませんから動く範囲は国内になりますが、自宅を離れ日常と違った環境でのんびり過ごすのも楽しい時間。

コロナ対策規制が始まった3月以降、サマーハウス(別荘)の売買が大盛況という予想外の影響もでているようで、海や森の近くのサマーハウスに滞在したり、田舎の両親の家に帰ったり、皆さんそれぞれの夏休みを計画していることでしょう。

さて今回のデンマーク情報は、休暇ほど大きなイベントではないが、手軽でだけどとてもビッグなお楽しみをご紹介します。

ずばりそれは、ハンバーガー!

え、な~んだあーー、なんて言わないでください。

バーガーはバーガーでも語ることの多いバーガーです。

お店の名前はnoma(ノマ)。

そう、あの泣く子も黙るミシェラン星付きのレストラン。

ノマは予約が取りにくいことでも有名で、奇跡的にテーブルを確保できたラッキーな人達が世界中から食べにやって来る、そんな超有名レストランですが、そのノマがコロナ対策で政府が定めた2か月余りの休業期間が明けた5月21日、再稼働でまず始めたのが木曜日から日曜日の週4日、予約なしで気軽に利用できるアウトドアのwine barでした。

ふらっと立ち寄ったノマでソムリエ選りすぐりの美味しいワインを飲みながら中庭でくつろぐ時間が持てるだなんて、これまでのノマではありえません(きっぱり)、全くの想定外の出来事です。

そしてそこで提供されるハンバーガーこそが現在噂の極上ハンバーガーであります。

予約が要らず、ワイン(他のお酒やノンアルコールドリンクもあります)とバーガーなのでかわいいお値段となれば人気が出るのは必然。そんな誰でも思いつくことをすっかり忘れて13時の開店を少し過ぎた頃に到着したら長蛇の列ができていました。

考えたら当然ですね、世界のノマですから...。

あまりの列の長さに茫然自失としていたらノマスタッフが声をかけてきてくれて「ワインバーを利用する場合はテーブルに案内されるまで1時間半から2時間待ち、でももしテイクアウェイでよいなら20分から30分で手に入るよ。」と説明してくれました。

迷った末やはりワインバーが良いのでその日は退散し1週間後にリベンジ。今度は無事13時の開店と同時にテーブルに着くことができました。

ちなみに2度目は12時15分頃ノマに到着したのですが、それでもすでに20人弱ほど並んでいました。

開店を待っている間、手押し車に冷えたドリンクを積んだノマスタッフの売り子さんが回ってきました。

当日は曇り空で肌寒いくらいの気温でしたが、太陽サンサンの快晴ならばつい手が出てしまいそう。

さあ13時、いよいよです。

スタッフにテーブルへ案内される時にガーデンというよりお花畑と呼ぶのがピッタリなお庭を通っていきます。そこに咲くやさしい色合いの花々や、庭の向こうの温室、その先にあるノマの建物を眺めながら芝生に置かれたガーデンテーブルへ向かいます。

芝生の上以外にもいろんな場所にテーブルやベンチが置かれておりましたので、次回は温室の中も面白そうです。

注文が決まったらワインバーへ頼みに行きます。

食べ物はチーズバーガーとベジバーガー、そしてバスククッキーの3つから選びますので簡単ですが、ドリンクに悩みました。

ビールやシードル、ジュースもありますが、やはりワインとなるとスパークリング、白、オレンジ、ピンク、赤それぞれに銘柄各種がいろいろあるので迷います。

ワインを飲みながら待つことしばし、チーズバーガーが運ばれてきました。

nomaの名前が印字された紙に包まれテラコッタの鉢皿(に見えました)にのったチーズバーガーは、一見まったく普通のハンバーガー。

でもやっぱり違う。

料理評論家でもフードコーデディネーターでもないので何がどう違うのか上手に説明ができませんが、心の底からひと言...美味しい。

パンもソースもビーフパテも赤玉ネギも溶けたチーズも、全部まざわって絶品のバーガーでした。

もちろん各素材にnomaのこだわりが息づいていますので、それも他との違い、美味しさの要因になっているでしょう。

食後にバスククッキーを食べましたがお菓子というよりオツマミっぽく、これ一枚でワインが飲めそうな不思議なクッキーでした。

お隣でベジバーガーを食べていた方が飲食関係のお仕事なのか雑誌の取材なのか、写真を撮りながらノマスタッフと意見交換をしていたのですが「これは世界のBestベジバーガーだ!」と言っていたのが聞こえてきました。

そうと知ったからにはぜひ食べてみたい。

7月からはコロナ前のnomaスタイルが再開されますが、ワインバーの方も夏の間は続けるそうですから忘れずに来なくては。

nomaのオーナーでヘッドシェフのRene Redzep(レネ・レゼピ)氏は政府の規制解除後まずワインバーを始めた理由をいろいろなところで語っておりますが、みんなを幸せな気持ちにしたい、笑顔にしたい、不安な気持ちを和らげてあげたい、そんな優しい思いがこもったハンバーガー。

自然に囲まれたゆったりとした空間で最高においしいワインとバーガーを堪能できたのは、レネの願いそのままドンピシャ、嘘偽りなく満ち足りた時間となりました。

そしていつか奇跡の予約(すでに7月9日から10月3日の予約は取れずウェイティングリスト)をとってnomaメニューを食べにこよう!

安心して北欧旅行に行ける日に備えて、北欧ブログでウェブ旅。そして北欧トラベルのデンマーク観光情報で下調べをしっかり!

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