2020.09.12

スウェーデンショッピング

スウェーデンのエコ~パッケージフリーでプラスチックゴミ削減!~

みなさまこんにちは、ストックホルムのモモです。ストックホルムではもう秋の訪れが感じられるこの頃です。今年は雨が多いので、外出には雨ガッパが欠かせません。こんな天気が続けば、本格的な秋が訪れる頃には、もしかしたらきのこが大豊作でしょうか。楽しみです。

さて、話は変わって、7月から日本では、レジ袋の有料化がスタートしましたね。軽くて便利なプラスチック製の袋は、私たちの生活をとても楽ちんにしてくれました。しかしながら、プラスチックの過剰な利用は環境にとって良くないこともたくさんありますよね。

スウェーデンでは、以前からスーパーマーケットのレジ袋は有料でしたが、最近は食料品以外のお店でも一気に有料化が進みました。そして今年の春に、プラスチック製の買い物袋に税金がかけられることになり、スーパーでのレジ袋の料金は倍ほどに跳ね上がりました。それ以降、やはりエコバッグの利用や、ショッピングキャリーなどでお買い物をする人が増えた気がします。自分たちのできるところから、プラスチックの過剰利用を減らしていけたらいいですよね。

そこで今回ご紹介したいのは、ストックホルムの南の方にある、「ヒュースホッレット」というお店です。セーデルマルムから地下鉄で15分ほど南に移動した駅の広場にある、小さな小さな食料品店なのですが、とても画期的なコンセプトのお店なのです。何が、というと、このお店で売られている食料品には、すべてパッケージが使われていないのです。現代の食料品店では、ほぼ、すべての食品が、なにかしらのパッケージに包まれていますよね。そしてそのパッケージの原料は、プラスチックであることがほとんど。もちろん衛生面や、食品ロスの削減など、便利な点はたくさんありますが、そのパッケージ、すべてが本当に必要なものでしょうか?そんな考えから始まったこのパッケージフリーのお店、早速中をのぞいてみましょう。

中に入ると、ずらりと並ぶ容器が目に入ります。なるほどなるほど、パッケージを使わない食料品店、つまり量り売りのお店なんですね。これはとっても楽しそう!中身はなんでしょう?レンズ豆やひよこ豆、大豆に、キドニービーンズ、大小さまざま色とりどりのお豆がいっぱい!ナッツ類やドライフルーツ、そしてパスタと、オーツ麦などのフレーク、小麦粉、ライ麦粉、米粉などなど。

粉類や豆は、特に珍しいものだと、少しだけ欲しいなんて時も多いですし、量り売りはとってもありがたいですよね。フレーク類やドライフルーツを少しずつ買って、自分好みにブレンドしたシリアルで朝食、なんていうのも素敵。ラザニア用の板状のパスタも、スーパーでは大きな箱でしか売っていないので、使う枚数だけ買えるのはとってもいいー!ところで売っているのは穀物や豆類だけ?いえいえ、それだけではありません。

スパイスやハーブ、紅茶や、オリーブオイルや洗剤、せっけんまで!(そしてまたこのスパイスのシンプルな瓶や、オリーブオイルのレトロちっくな入れ物がかわいい…!)

食品だけでなく、キッチン用品などの雑貨も売られているようです。

買い方はとてもシンプル、自分のおうちから容器を持ってきて、好きな商品を好きなだけ入れます。そしてハカリで計ってお金を払います。おうちに空の容器がない!という場合は、このお店で、容器も売っていますよ。缶や瓶を持ってきている人はもちろん、市販の洗剤のボトルを再利用している人も見かけました。

画期的なコンセプト、と先ほど書きましたが、量り売りで、容器は家から持ってくる、という買い方は、よくよく考えたら、一昔前では当たり前の光景だったはずですよね。お豆腐を一丁買いにボウルを持って外へ出る、なんていうシーンは、よく映画やアニメなどでも目にします。買ってきた調味料や粉類を、パッケージはすぐに捨てて、使いやすい別の容器に詰め替える家庭も多いですよね。そう考えると、やっぱり過剰なパッケージは、いらないのかも…?レジ袋有料化を機に、プラスチックゴミの削減を考えるようになった方も多いと思います。

めんどくさいようだけど、欲しい分だけ買えて、ゴミが出ない、とプラスチックゴミや、食品ロスの削減に有益なパッケージフリーのお店のご紹介でした。

【お店情報】

Hushållet(ヒュースホッレット)
住所:Lagaplan 5, Bagarmossens centrum
最寄駅:地下鉄グリーンライン(17番スカルプネックSkarpnäck行き)で、バーガルモッセン(Bagarmossen)駅下車、徒歩2分。
ホームページ(スウェーデン語):https://hushalletstockholm.se/

スウェーデンのエコ、広く生活に浸透していますよね。早く現地で体感したいところですが、今はもう少し我慢。それまでは北欧トラベルのスウェーデン情報北欧現地ブログで情報収集をしておきましょう。