2021.04.05

アイスランドアクティビティ

ゲルディンガダールルの噴火ハイキング

Góðan daginn (=ゴウザン ダイイン、アイスランド語で「こんにちは」)、アイスランドはレイキャヴィクから「木」です。皆さんお元気ですか?今日は文字通りホットな話題、アイスランドの火山噴火の話です。

日本でも報道されたようですが、3月19日21:30頃からレイキャネス半島で火山噴火が起きました。それまでの約1ヵ月、レイキャヴィクでも体に感じる地震が多く(火山国ですが、レイキャヴィクで地震を感じることはとても稀です)震源地近くであるレイキャネス半島で噴火が起きるだろうと予想されていたので、報道があったときの気持ちはなんとなく「やっと噴火したか」という感じでした。

レイキャネス半島はケプラヴィク空港やブルーラグーンがある半島で、噴火場所は半島の南側。元々あった火山が噴火したというよりは、地熱地帯の地下のマグマが裂け目を作って噴火し出した感じなので「〇〇山で噴火」というような言い方ができなく、アイスランド国内では噴火している渓谷の名前を使ってGeldingadalurゲルディンガダールルでの噴火と呼ばれています。近くの山の名前Fagradalsfjallファグラダルスフィヤットルと言われることも。

場所はここです(赤い〇のところ)

直線距離でレイキャヴィクから35km。残念ながらレイキャヴィクからは何も見えません。今回の噴火は溶岩がどろどろと流れ出すタイプで火山灰を噴き上げたりしておらず、火山性ガスもレイキャヴィクに届かないので、レイキャヴィクにいると全く実感はありません。レイキャヴィクの二つ隣町のハプナルフィヨルズルからだと、夜の暗い時間にぼうっと噴火の赤い光がみえるとか。

さて、この火山噴火ですが、まさに溶岩がふつふつどろどろと流れ出すタイプ。噴火発生の翌日から専門家やメディアが現地を調査しメディアに載せるやいなや、その翌日の日曜から噴火を一目みようというハイカーたちがやってきました。これを書いている水曜日には、ハイキング用に新しいトレイルが整備され、レイキャヴィクとハイキングスタート場所をつなぐシャトルバスも設置されました。現地はハイキング客の車の渋滞がすごいそうです。

細かいことはさておき、早速ハイキングにいってきた友人の写真をご覧ください。

ハイキングエリアはこんなかんじ。
これを目の前にみるわけです。
赤い溶岩!
見物客の多さ。
遠くに座ってゆっくり眺めたり。

アイスランドの観光名所ゴールデンサークルでは地球の割れ目ギャウに行きますが、この地球の割れ目は実はそのギャウだけにあるわけではなく、アイスランドを東西に真っ二つにするように走るプレートのつなぎ目にそって色々な場所にあります。そのつなぎ目の端の一つがレイキャネス半島に至るのですが(アイスランドの上に大きく漢字の「入」を書いたようなイメージでプレートのつなぎ目が全島に横たわります)、今回の噴火もそのプレートのつなぎ目付近にある火山地帯での噴火です。

それにしても、「何があるかわからなくて危険だから行くな!…と言っても行くのは分かっている。ならば何か事故が起きる前に危険を減らすようにレスキュー隊を先に設置したり、ハイキングルートを整えたり、何に気をつけるべきかアナウンスする。安全にハイキングを楽しむように」という対応はアイスランドらしいなあと思いました。まだ雪が降ったりもしますが、日照時間も伸びてハイキングするには悪くないタイミングなのです。そして屋外のハイキングなのでコロナの規制でむずむずしている人たちにとってもちょうどいいイベント。

レイキャヴィクから駐車スポットまでは車で約1時間。新しいハイキングルートでは片道約1.5時間。300mほど上ることになるみたいです。ちょっと危険なところもありますがそこにはロープがはられて掴めるようになったそうです。日曜日に入った人は片道3~4時間歩いたみたいですよ。すごい!

一旦固まって黒くなったけどまた赤くなる溶岩の様子
レイキャヴィクの二つ先の町ハプナルフィヨルズルから見える溶岩のあかり
アイスランドのファーストフードといえばホットドッグ。溶岩でソーセージを焼く科学者。さすがです。
火山ライブカメラでも噴火の様子をみることができますよ。

それではBless bless!

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