2021.04.07

スポットエストニア

エストニアのヴァイキングと学校の話。

春がやってまいりました!日本の桜満開情報をエストニアのニュースで見ましたよ! 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

こちらは3月28日に夏時間になり、時計を一時間進めました。日差しも春めき、雪解けと鳥のさえずり、越冬していた渡り鳥たちも続々と舞い降りて、誰もが春の到来を感じていること間違いないです。なぜなら、エストニアはロックダウン中 。。。なので行くところは自然しかないのです。しかし日も長くなり気温もプラス、外で過ごすことが少しずつ少しずつ楽しくなって来ています!散歩・ジョギングはもちろん、サイクリング、キックボード、ローラースケートなどもすでに目にしました。ジムの代わりに公園や遊歩道にある大人用トレーニング器具で若い男性たちがに筋トレに励んでいるのにはいつも感心させられます。美しいものですよー\(^o^)/

とは言っても学校は閉鎖。子供たちはオンライン授業で家にいるわけですから当然、年齢が低ければ親たちの負担も増えるわけですね。親も家で仕事をしていればそうそう見張ってられませんからゲームやユーチューブなどの誘惑にも手が届きやすい環境ということになります。学校の先生たちは授業や宿題で、なるべく外での活動を加えてくれるのでありがたいです。そしてもうひとつありがたいことが。給食ならぬ配給です。温かい食事にありつけるのは給食だけという家庭環境の子供もいることを考慮して、週に一度学校から配っていただけます。もちろん、どの生徒へも希望すればいただけるので子供の多い家庭にも助かりますね。内容は子供が簡単に温めたり火を通して食べることが出来るような食材、例えば瓶入りスープ、ソーセージ、ハンバーグ、パン、チーズ、野菜、牛乳、卵、クッキー、果物などです。

ここで少しエストニアの学校情報を。 エストニアでは日本と同様、小中高の12年間の教育があります。 そして学校と生徒(親)がつながる電子スクールというシステムは小学校から始まります。 これはこの国を代表する電子政府のひとつになるのですが、そこには時間割や連絡事項のほか、宿題や成績も毎日更新され、生徒や親からも質問や連絡を伝えることもできるのです。 

そしてメールアドレスも管理し、提出物を送る、課題や連絡を受け取ることが出来るのです。 この配給システムもこの電子スクールを利用して、子ども自身が自ら希望を出すことが出来るというのは私は良いことだなぁと思いました。

しかし、ほとんどの子供がスマートフォンやコンピューターを日常的に利用しているなかで、子供が3人、4人、5人といる家庭ではオンライン授業が出来ないという問題が出てきたのです。 学校側の対策としてはコンピューターの貸し出しを始めましたが、その問題がニュースで流れたとたん、いろいろな地域で不要コンピューターの寄付が一般の方から集まり、困った家庭で寄付された端末の活用が始まりました。 なんて心が暖まる行いなんでしょうね。ちなみにこの国では高校まで学費・給食費の親の負担はありません。

日本の話になりますが、「子ども食堂」というのがあると耳にしたことがあります。温かい手作りのご飯が学生にも手頃な値段で食べられるというのは良いアイデアですね。いろいろな年代の人との関わりができて、高齢の方や一人暮らしの方にまで優しい場となっているのでしょう。 やっぱり凄いです!日本!

ワクチン接種も少しずつ進んできていますから、またいつか人が集って人の温かさを感じられる場が身近に現れますよう願うばかりですね。 人恋しいでーす。

さて、今回はロックダウンになる前に遊びに行った「ヴァイキング村」のお話をちょっと。

皆さんはヴァイキングと聞いて連想するのはなんですか?アニメだったり?北欧の土産物店にある置物とか? 

実は、エストニアとヴァイキングの関係は予想以上に深いらしいのです。古代エストニア人がヴァイキングだったわけではありません(私はそうかと思ってましたー)が、スカンジナビアから来たヴァイキング達が何故かこの地から多く発掘されているんです。 それも一ヶ所、二ヶ所からでもなく、立派な船と武器、硬貨、人骨なども。 

最も大規模なものはサーレマー島、サルメ村で、誇り高いスカンジナビアの帆船が発見されました。 学者によればこれは 8世紀前半のもので、戦闘で殺された古代の戦士達も発見されました。 すべての人が剣を持っていたという事です。そしてこの手の船はバルト海で最も古くから知られている帆船であることから時代が判明し、これほど多くの堕落した戦士が一緒に発見された場所は他にないため、この発見はヨーロッパ全体でも珍しいという事なのです。

そして、住んでいたと見られる隠れ家(要塞)は海に面した場所ではなく、ここにあるように何十キロか川を遡った内陸で発掘されているのです。

この「ヴァイキング村」はタリン中心地から車で約30分(30キロ)、緑が豊かになり始める高速道路沿いに突如として展望台のような建物、ログハウス、高い壁が現れます。 いつも”ここは一体なんだろ??”と気になっていたのですが今回訪れてみてスッカリ楽しんでしまいました。 すぐ横にピリタ川が流れるこの施設では、8世紀から11世紀のエストニアのバイキング文化に触発された食事(これは魚料理がオススメ)、もちろん観光、体験型宿泊施設、様々なタイプのサウナ、数多くのレクリエーション活動が楽しめます。

敷地はかなり広く、森の中にメインの建物の他、5~6件の小屋に、魚釣りができる池、ヴァイキング達の戦いが体験できる広場があり、ちょっとしたお祝いの席や、セミナー、会社主催のパ-ティ-、その他気軽に食事や一休みに立ち寄れるスポットとしてご利用できます。ヴァイキングになりきってピリタ川のクルーズなど、お子さん連れの家族には持って来いですね!

この日、少人数だったため釣った魚を調理してもらうことは諦めましたが、どれもボリューム満点でお腹がはじけそうでした! 次回は大人数で思い切り遊びに行きたいと思います。

残念ながらエストニアはもう暫くロックダウンが続きます。 しかし、皆さんと繋がっていると思うことが心の支えになっております。 今一度、踏ん張って参りま-す! どうか、皆さんもお元気で~(^^♪

タリンからヴァッセルがお届けしました。

電子スクール

(写真引用元)
 Viikingite küla
 https://www.puhkaeestis.ee/et/viikingite-kula-1
 https://www.viikingitekyla.ee/en/

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